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F650GS 2017車検整備 その7 プラグ交換(前編)

エアクリーナーの点検に続き、プラグを交換します。
しかし、とんでもない罠?がありました。
知っていればどうと言うことはないのですが、
一時は万事休すかと思い、真剣に焦ったのでした。

外装の取り外し。
エアクリーナー点検で取り外したセンターフェアリング以外も取り外していきます。
プラグへの道は遠く、車体上部に覆いかぶさっているエアフィルターハウジングを
取り外さなければなりません。

吸気温度センサーコネクタ。
エアフィルターハウジングを取り外すために、このコネクタも引き抜きます。
国産車では見かけないタイプのコネクタです。
針金部分がロックになっているので、内側に押し込みながら引き抜きます。


エアフィルターハウジングの取り外し。
コネクター2個、パイプ3本、ボルト・ナット4個、その他を取り外すと、
ようやくエアフィルターハウジングが取り外せます。

エンジン上部。
ようやくプラグの手前まで到達です。
プラグを外すために、イグニッションコイル(スティックコイル)を
引き抜きますが、はめこみが固く簡単には抜けません。
ハーネスの接続コネクタ部をこじりたくなりますが、
それでは間違いなく壊してしまいます。
そこで、

ウォーターポンププライヤでつかんで引き抜き。
プライヤの開口幅は大きくセットしておき、
傷防止のためにウエスを介してつかんで引き抜きます。
サービスマニュアルを参照すると、引き抜くための専用工具が存在するようです。

プラグホール奥のプラグ。
ようやく到達です。
あとはプラグレンチを挿入、回して緩めて抜き取るだけ、と考えていたら違いました。

・・・プラグレンチが、プラグホールにはまって取り出せなくなってしまったのです。
(写真無し)

手持ちのプラグレンチ2種類。
どちらも対辺幅は16mm、適合するプラグサイズは同じです。
しかし、外径が異なります。

左のスエカゲツール製(Pro-Autoブランド)の外径は22mm。
対して右の秦製作所製(FLAGブランド)の外径は20mmです。

プラグレンチ干渉状態図解。
今回の整備では、外径22mmのプラグレンチを最初に挿入しました。
ところが、プラグホールは奥に行くにつれてテーパー状に細くなっていたのです。
奥の細い部分でプラグレンチの外周が干渉し、はまってしまいました。
一時はプラグレンチを摘出できなくなってしまい、本当に焦ったのでした。
対応としては、ラスペネを吹き、少しずつ回しながら引き上げることで、
ようやく摘出することができたのでした。

工具メーカーのカタログを眺めていると、各社からスリムなプラグレンチが用意されています。
プラグホールが狭い三菱の軽自動車用だそうで、上の写真右のプラグレンチがそうです。
私は三菱の軽自動車を所有してはいませんが、プラグ周辺が狭いZX-14R用にと思い備えてありました。

F650GSのプラグホールも三菱の軽自動車と同様で、
細いプラグレンチでないと作業できないのでした。
さらに厄介だったのが、奥に行くにつれてテーパー状に細くなってる点です。
口元から狭くなっていて、そもそも挿入できなければ、
プラグレンチがはまってしまうことはなかったのですが・・・。

取り外したプラグ。
ホッ、無事に外せて本当に良かった!
インジェクション車で、調子良く走っていたことを考えると、
気にする必要はないと思うのですが、外側電極が黄色いのは何故なんでしょうか?

教訓。
BMW F650GS(Twin)のプラグ交換には外径22mmのプラグレンチは使用しないこと!!
外径20mm程度の細いプラグレンチを使いましょう!!

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