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CL125 その40 燃料タンクコーティング

燃料タンク錆取りの続きです。

タンクの錆がヒドく、1回の処理では取り切れませんでした。
そこでもう1回処理をします。

熱帯魚水槽用のヒータ-。
錆取りは温度が高い方が効果的なので、加温用に購入しました。
温調器がセットになっていて、15~32℃の設定した温度に維持されます。
熱帯魚水槽用なので設定できる温度はどの製品も似たようなものですが、ワット数は様々です。
ワット数が小さいと放熱の方が上回ってしまいいつまで経っても
設定温度にならないということになります。
逆にワット数が大きいとヒーターのサイズも大きくなるので、
タンクに入らない可能性があります。
結構小さめを購入しましたが、はたして目論見通り温度が上がるのでしょうか!?

錆取り2回目セット完了。
花咲かGとヒーターをタンクに入れます。

丸1日以上放置後。
予想通り、穴が開いてしまいました。
少しずつ花咲かGが漏れてきてしまうので、トレーを追加しています。

加温状態。
ヒーター容量が小さかったようで、32℃設定しても26℃くらいまでしか上がっていませんでした。
3月のために寒く、室温が10℃以下のせいもありそうです。
ただし大きなヒーターはタンク内に入れられない可能性があるので選択は難しいところです。

漏れた花咲かG。
50cc位漏れました。少なくはありませんが、
丸1日以上の放置でこれだけなので、穴はごく小さいはずで、
目視では発見出来ませんでした。

乾燥させたタンク。
2回目の処理が完了しました。
しかしタンク下部の溶接部分にはわずかに錆が残ってしまっていました。
ただし、これ以上錆取りを継続すると、穴がどんどん大きくなってしまいそうなので
錆取りはここまでにします。

次の工程として、穴を埋めつつ錆をコーティングします。
本当は錆を完全に除去するのがベストなので若干不本意ではありますが。

コーティング剤。
ワコーズのタンクライナーです。
Webで検索したところ、評判が良いこの製品を選択しました。
2液を混合すると硬化するエポキシ系の塗料です。
耐ガソリン製が高く、転倒などでタンクが凹んでも剥がれたりしにくいようです。
購入した工具店で処理サンプルに触らせてもらいましたが、
硬化後の皮膜は硬くしっかりしたものでした。

この塗料を流し込むことによって、タンク内側の鋼板は表面が覆われて
錆の再発が防止され、小さな穴も塞がれます。

コック部の密閉。
コーティング前にタンクを密閉します。
コック固定のためのネジ穴はシールテープを巻いたボルトをねじ込んでおきます。
コックのパイプが入る長穴はゴム栓を削ったものをはめ込みました。

タンクライナー主剤の撹拌。
顔料が沈殿しているので十分に混ぜます。
沈殿というより分離、という感じになっていて、
均一になるのに10分位かかりました。

硬化剤との混合。
付属の計量カップで主剤と硬化剤を計量して混ぜ合わせます。
硬化剤は水飴のようなかたさでした。

タンクへの流し込み。
下準備をしたタンクへ流し込みます。
うまくいくかな???

アルミテープで密閉。
タンクをぐるぐる回して内面をコーティングするので、給油口も密閉します。
アルミテープは便利ですが、2枚使って覆う場合はつなぎ目から漏れやすいので
しっかり密着させましょう。
実は密着しておらず漏れてきて焦りました。

コーティング。
ぐるぐるとゆっくり回してコーティングします。
コーティング剤を抜く前に給油口から中をのぞいて(見えにくいですが)、
全面にコーティングされているか確認します。
今回、何回も回したのですがコーティングされていない部分があったので、
中をのぞきながら行き渡らせました。

コック取付け部。
説明書では付属のシリンジで余ったコーティング剤を抜き取るようになっていますが、
コック取付け部から排出させたほうが確実そうだったので、ゴム栓を抜いて排出させました。
120mlの投入に対して80ml以上排出すること、と説明書に書かれていますが、
今回は85ml位抜けました。

加温。
常温でも数日かければ硬化するとのことですが、冬期で気温が低いこと、
作業時間を短縮したいこともあって加温して硬化させます。
説明書の通り、段ボール箱に入れてドライヤーで温風を吹き込みます。

内部温度。
目論見通りの温度になりました。
説明書には70~80℃、20分以上で完全硬化すると記載されています。

硬化完了。
けっこうカチカチです。爪を立てても痕跡が残りません。
色も鋼板の地の色のような自然な色です。

以上のコーティング工程をもう1回行って作業完了です。

コックの取付け。
2回のコーティングが完了したタンクにコックを取付けます。
パッキン類は当然新品交換。

完成!
穴は塞がっていると思いますが、ガソリンを入れたらしばらく経過観察しましょう。

錆取り、コーティング、コックの整備まで行うと、タンクの整備は結構手間がかかります。
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