タンクの錆取り、コーティングを行っていますが、 燃料コックも整備します。 洗浄。 錆やゴミが詰っていたので流路の確認も兼ねて洗浄しておきます。 ワコーズのエンジンコンディショナーを使用。 流路は乾燥後にライトで照らして点検します。 用意したパッキン類などの新品部品。 幸い整備に必要な部品は全て新品が購入できました。 ストレーナーのフィルター組込み。 タンクへ取付ける時の取付けネジはこの中にあるので仮組みです。 切り換えコック部の組立て。 非常に高価なグリスでチューブ1本で1万円とかしますが、 そんなに使う物ではないのでヤフオク!で小分けされた物を購入しています。 <追記修正> 「バリエルタ」で潤滑はしてはいけません。 かたまりがキャブへ流れていった場合、フロートバルブ部に引っ掛かり、 オーバーフローの原因になることがあるようです。 無潤滑で問題ありません。 ニップル部の縦傷。 ガソリンホース接続のニップル部に深い傷がありました。 過去の分解時になかなかホースが外れないので、ホースをカッターナイフで切り開いたようです。 その時にニップルまで傷付けてしまったようです。 ・・・ったく、何をしているのやら。ガソリンがにじんでしまうかもしれません。 ホースを外しにくい場合は、ニッパーなどで慎重に少しずつ切るなどして ニップルに傷を付けないようにしないといけません。 修正。 ヤスリでならしておきます。 特に直径の太い、抜け止めのカエシの部分の段差を消しておきます。 キャップのパッキン交換。 走行中にガソリンが漏れてくる、とオーナーから言われていましたが、 パッキンはヒビ割れでご覧の有様でした。 新品に交換。 整備完了。 コックの切り替えバルブのプレートを押さえるビスは錆がひどいので、 後で交換することにします。 |