今日は2015年の3月8日ですが、 整備に着手したのは2014年12月28日、約3ヶ月が経過しました。 当初は最低限の整備をしてからエンジンの状態を確認するために試乗してみるつもりでしたが、 全体的に酷い状態でとても試乗さえ出来る状態になく、結局エンジン以外は全て整備しました。 ようやく最低限の状態になったので試乗チェックです。 自宅周辺にて。 騒音が迷惑にならない田んぼの真ん中でエアスクリューの調整などしました。 世界の工具「メカキチ」。 自宅からバイクで10分ほどの距離にあり、工具やケミカルをよくここで購入しています。 私「これが修理中のバイクです。ようやく走れるようになりましたよ。」 店長「かっこいいねえ、私も欲しいかも。」 ・ ・ ・ さて、皆様注目?の試乗結果を報告しましょう。 1.フレーム曲がってないかっ!? 大事なことは先に言うべきなので先に言います。 ハンドルを気持ち右向きにしていないと真っ直ぐ走りません。乗っていると肩が凝ります。 動きの悪いステムや分解整備していないフロントフォークが原因の可能性もありますが・・・。 2.エンジン音・排気音がウルサイ 走っているととにかくウルサイ。原因は3つ。 ①(どうやら)サイレンサーのバッフルが抜かれているから。 ノーマルサイレンサーにしてはウルサイので確認すると、サイレンサーのバッフルが 抜かれているようなのです。 ②エンジンノイズが大きい。 何の音かは判断できないのですが、エンジンからのノイズが大きいです。 カムチェーン周り? ③ギア比の設定がローギアードな上に4速ミッションなのでエンジンが回ってしまう。 仕様なので仕方ないのですが、全体的にローギアードな上に4速ミッションなので、 とにかくエンジンが回ってしまいます。あるはずのない5速に何度入れようとしたか。 「スクランブラー」という位置付けなので仕方ないのですが、当時の資料を確認すると、 主要諸元に「登坂能力」なんて項目があります。どれだけ急坂を登れるかはセールス ポイントとしても重要だったせいもあってローギアードな設定になったのかもしれません。 3.充電不良 エンジン回転数が4、5000回転にもなればバッテリーには8V程度かかるはずなのですが、 6V位でウロウロしています。セレン整流器が故障しているか、バッテリーがおかしいか、 それともジェネレーターが故障しているか。 4.右側のエアスクリューの調整が効かない 低回転のエア量を決めるエアスクリューを回しても、右側はエンジン回転数が変わりません。 左側はちゃんと変化が出ます。 5.ブレーキの効きが悪い シューの当りが出るまでどうしても悪いとは思いますが、それにしても悪いです。 こんなもの??? 上記以外にも細かい問題は色々あります。 ハンドルストッパー。 写真向かって右側、左にハンドルを切った時に三つ叉が当たる部分が大きく凹んでいます。 力を逃がすように弱めに作ってあるわけですが、フレームにまで歪みが残っていてもおかしくありません。 試乗によって、またたくさんの不具合が見つかってしまいました。 試乗以前に先送りしている不具合部分もあるので、完調まではまだまだ先は長そうです。 さて、どこからまた手を付けようかな!? |