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CL125 その47 Lサイドカバー組立て


ガスケット製作。
ホンダ純正のガスケットは販売中止だったので製作します。
朱肉用の補充インク(100均で購入)をハケでカバーの合わせ面に塗ります。

シートへのスタンプ。
平らな台の上で、ガスケットシートにエイッと押しつけます。
シートの厚さは純正と同じ0.5mmです。

余分なインクの吸い取り。
インクを塗りすぎていつまでも乾燥しないので紙を押しつけて吸い取りました。
インクを塗る量はもっと少なくて良かったわけですが、少なすぎると転写されないわけで
難しいところです。

穴開け。
まずは穴をパンチで打ち抜きます。左下の白い板は専用の下敷きです。
下敷きが柔らかすぎるとガスケットシートが変形してしまいます。
逆に硬すぎるとパンチの刃が傷んでしまうので適度な固さの樹脂の板が良いでしょう。

切り抜き。
カッターナイフと曲線バサミで切り抜きます。

形状の確認。
大きなズレなく製作出来ました。

クラッチレリーズの組込み。
あらかじめ組立てておいたレリーズをカバーへ組込みます。
矢印のリンク部分はチェーンルブで潤滑しておきました。
ガタがかなり大きく、交換したいところですが(おそらく)販売中止です。
旋盤があればオーバーサイズのピンを削って組込むんですけどね。
ここはチェーンからの雨水や汚れが直撃する場所なので、定期的な潤滑が必要です。

ジェネレーターコイル組込み。

コイルカバーの仮組み。
一旦仮組みです。Oリングは新品交換しますがねじれたりずれたりしないように
グリスを少しだけ塗って組みます。

取付け準備。
残ったガスケットはスクレッパーで取り除き、オイルストーンでカエリも取ります。
矢印の部分には念のため少しだけ液体ガスケットを塗っておきます。
ここは上下クランクケースの合わせ面で、オイル漏れが発生しやすいためです。

ガスケットのセット。
ノックピン2本を入れ、製作したガスケットをセットします。
ガスケットの何個かの穴位置がわずかにズレていたので、パンチで拡大して修正。

クラッチレリーズ。
ブッシュロッドの入る穴に忘れずに鋼球を入れ、グリスアップしておきます。

ジェネレーターコイル配線のグロメット部。
ここもオイル漏れしやすい場所なので液体ガスケットを薄く塗っておきます。

ネジ止め。
M6のプラスネジで固定します。
ネジの長さは数種類あるので、どこにどれが入るのか分かりにくいですが、
ねじ込み長さが全て同じになれば正解です。

カムチェーンテンショナーの固定。
Oリングは新品に交換です。
中心のボルトでテンショナーを固定した後、外側のナットで緩み止めにします。

クラッチ調整。
コインドライバーでアジャスターを回して調整します。
昔のホンダ車って、たまにこのコインドライバーが必要になります。

スプロケットカバーも取付け。

エンジンオイルのドレンガスケット交換。
新品に交換です。それにしても大きいです。内径は22.5mmでした。

エンジンオイルの注入。
規定量の1.2リットルのオイル入れます。
オイルはZX-14Rにも入れているワコーズのプロステージS、100%化学合成油です。
旧車に100%化学合成オイルを入れると漏れる、なんていう噂がありますが真偽はどうなんでしょうか?
理由として挙げられているのは、鉱物油より粒子が小さいから漏れる、
シール類をアタックするから漏れる、等ですが本当なんでしょうか???
化学合成油のせいではなくて、ガスケットやシールのくたびれた旧車だから漏れるんじゃないの?
と私は思いますがどうでしょう?

オイルレベルゲージのOリングも新品交換です。

作業の成果ですが、正常にバッテリーが充電されるようになりました。
エンジン回転数が上昇すると、バッテリーの開放電圧以上がバッテリーにかかっています。
ただ、6.5V位なので、充電電圧としてはちょっと低いように思います。
カバーからのオイル漏れと共にしばらく見守ることにしましょう。

また、結果としてカムチェーンテンショナーをセットし直したせいか、
異音が小さくなりました。やはりカムチェーンが遊んでいたようです。

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