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CL125 その5 ハンドルスイッチ清掃・点検

切れてしまっていたスロットルワイヤーは仮修理しましたが、
スロットルが取付けられるハンドルスイッチボックスの中は酷く汚れていました。
また、ウインカースイッチやヘッドライトスイッチの動作も渋くて酷いもんです。
いずれは必ず必要になる作業なので、ハンドルスイッチを分解して清掃点検します。

ヘッドライトレンズを取り外してハンドルスイッチのコネクターを外します。
遊んでいるコネクターが数本ありました。
早く配線図を入手して確認しなければいけませんね。
ちなみにこの車両、前側のウインカーが点灯しません。

取り外したハンドル。
以前にも書きましたが、ハンドルパイプ内部をハンドルスイッチのハーネスが通っています。
ハンドルスイッチだけを外すのは難しいのでハンドルごと外しました。

ハンドルスイッチの取り外し。
ハンドルパイプの中に通ったハーネスを引き抜くのですが・・・中々抜けません。
パイプ内部がかなり錆びていて引っかかる上に、
ハーネスの保護チューブがまるでプラスチックのように硬化していて曲がりません。
強く引っ張るとハーネスを傷めてしまいそうです。
悪戦苦闘すること5分、なんとか引っ張り出しました。

ハンドルスイッチ分解。
汚れています。
分解したことのある人なら分かると思いますが、
ハンドルスイッチ内部には分解時に紛失しやすい小さなスプリングやボールが使われています。
相手は40年以上前の旧車なので、部品の紛失は絶対に避けたいところです。
お金を出しても簡単には買えません。

スロットルグリップ取付け部。
今回、役目が分からなかった機構がこれ。
スロットルを板バネを介して調整ネジで押さえるようになっています。
調整ネジを締めていくと、スロットルが回りにくくなります。
簡易クルコン???

スイッチ分解。
清掃して接点部は磨いておきます。

クラッチ側。
こちらも中身は酷い汚れっぷりでした。
虫の巣になっていたらしく、サナギのようなものが2個出てきました。
ハンドルスイッチを分解すると、虫とかクモの巣とかがよく出てくる気がします。

部品の洗浄。
洗浄しつつ、点検します。

洗浄した部品。
きれいになりました。レバーは両側共に少し曲がっていましたが、
使えないレベルではないので一旦曲げ戻しはしないでこのまま使います。
曲げ戻しに失敗して折ってしまったら最悪なので。

ウインカースイッチのノブ。
転倒時に削れてしまったのか、形がだいぶ変わってしまっていますが、
このまま使うしかないですね。

ハーネス。
さて、この修理が困りました。
外側のハーネスチューブはカチカチに硬化して割れているので交換しなければなりません。
可動部のこすれや板金のエッジから配線を保護するためにチューブは必要です。
しかしチューブを交換するには中に配線を通す必要があるわけですが、
そのためにはコネクターかスイッチ基板を取り外さなければなりません。
取り外すと再度半田付けする必要がありますが、
古い配線は表面が酸化していたり、オイルを含んでいたりして、
確実な半田付けが難しいのです。
信頼性確保の作業のはずが、裏目に出てしまいます。
配線を交換しようか・・・旧車レストアっぽくなってきました。

配線のギボシコネクター拡大。
ちょっと余談。この車両のギボシコネクターは写真のような小型の物です。
古いホンダ車に使われていたようで、良くみかけるプレス加工された物とは異なり互換性もありません。
このコネクター、旋削で作られているようで手が込んでいて関心するのですが、
小さいので接続時に奥まで押し込みにくいです。

さて、ハーネスはどうやって直そうか・・・。
やっぱり配線から新調かなあ。

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