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CL125 その68 腰下 ミッション点検・選択

ミッションの点検と選択をします。
元々搭載のエンジンから取外したミッションと、
部品取りエンジンから取外したミッションの2セットがあります。
点検しながら比較して程度の良い方を使うので、点検と選択なのです。

ミッション。
左側が元エンジン、右側が部品取りエンジンから取外した物です。

ガタのチェック。
シャフトとギアのガタを手でチェックします。
部品取りエンジンの方がガタが小さく、摩耗が進んでいないようです。

アウトプットシャフトの分解完了。
ベアリングの状態も部品取りエンジンの方が良好です。
元エンジンのベアリングは少しゴロゴロします。

ドッグの点検。
よーく観察して著しい摩耗や損傷がないか点検します。

ドッグの点検続き。

シャフト。
上が元エンジン、下が部品取りエンジンの物。
やはりガタが大きく感じられた元エンジンの物の方が摩耗しています。

スプロケット取り付けのセレーションの点検。

シャフト受けのメタルの点検。
傷などをチェックします。
スプロケット側はベアリング支持ですが、反対側はメタル支持です。

分解に使用しているクニペックス製のスナップリングプライヤー。
工具の話しを少し。
ミッションのスナップリング脱着には、先端が直角に曲がっているこのタイプが使い易いです。

使用されていたスナップリング。
以前にもネタにしましたが、工具をかける部分が穴になっていません。
クワガタみたいです。

カウンターシャフトの分解。
アウトプットシャフトと同じように点検します。

ドッグ。
これは元エンジンの物。
少し傷んでいます。

キックシャフト。

キックシャフトの比較。
ストッパーの厚さが異なり、部品取りエンジンの方が厚いです。
部品取りエンジンの方が後期に製造されたエンジンなので(エンジン番号が大きい)、
途中で強化を目的に変更されたのかも。
組み込んでみて問題なければ部品取りエンジンの物を使います。

ミッションの点検完了。
結果としては部品取りエンジンのミッションを使うことにしました。

シフトドラム・シフトフォークの点検。

シフトフォーク先端の比較。
元エンジンが左、部品取りエンジンが右。
元エンジンの物は摩耗が進んでいます。
部品取りエンジンの物を使います。

シフトドラムの溝の点検。

ピンの点検。
シフターの爪がこのピンを引っ掛けてシフトドラムを回転させます。

シフトドラムストッパーの点検。
この部品はガタが小さい元エンジンの物を選択。

シフトドラムのニュートラルストッパー。
機能的にはどちらも問題ありませんが、
錆の少ない元エンジンの物を選択。

シフトシャフト。
セレーションの傷みが少ない元エンジンの物を選択。

シフトドラムを回転させる爪。
何故か液体ガスケットが付着しています。
クランクケースの合わせ面に使われているのと同じ液体ガスケットのようなので、
組立時に付着したようです。
実害はなかったようですが、除去しておきます。

結局、ミッション周りは主要部品は部品取りエンジンの部品を使うことになりました。

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