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CL125 その85 内燃機加工依頼準備

シリンダーとヘッドの加工を、内燃機加工業者へ依頼します。
なんでも自分で作業したい私ですが、さすがにこれらの加工は無理なので
専門の業者へ依頼します。

ヘッドのスタッドボルトの取外し。
加工の邪魔になったり、運送中に曲がったりする原因になるので取外しておきます。
固着のために折れてしまうことがあるのでいつもヒヤヒヤですが、
今回は全8本、無事に取り外せました。ホッ。
作業前にはあらかじめラスペネなどの浸透潤滑剤を吹いておきましょう。
また、折れそうと思ったらそれ以上無理をせず、加熱したりハンマーで衝撃を与えるなど工夫しましょう。
折ってしまうと面倒なことになります。

ヘッド下面から。
バルブシートはシートカットを依頼し、バルブとの接触面を整えます。
シリンダーとの合わせ面も歪み取りのために、面研を依頼します。


ヘッド上面から。
この車両、元々の設計ですが、バルブのステムシールが排気側にしかありません。
現代のバイク(エンジン)では吸排気両方にステムシールが当然ついていますが、
当時はこのような設計はよくみられたようです。

オイル消費を抑え、マフラーからの白煙を無くしたいので、
ステムシールが取り付け可能なバルブガイドを製作して入れ替えてもらうことにしました。
製作を依頼すると単純な入れ替えよりもかなりコストアップになるので、
当初は流用できるガイドを探しました。
同系統エンジンを搭載するCB125後期型のガイドは吸排気共にステムシール付きなので、
それを流用しようと思ったのですが、入手できませんでした。残念。

バルブ。
バルブシートとの当り面は研磨して修正を依頼します。

シリンダー。
錆び・摩耗があるのでボーリングを依頼します。

加工前のシリンダー。
ボア径44mm、スタンダードサイズです。

入手したオーバーサイズピストン。
ホンダ純正のオーバーサイズピストンが入手できました!
当時物の箱が良い雰囲気です。
箱はやれていますが、中身は新品の輝きです。

ピストントップのサイズ刻印。
0.5mmオーバーサイズです。
0.25mmオーバーサイズだと、ボーリングしきれないかもしれないので0.5mmを選択しました。

仮に0.25mmオーバーサイズだと、シリンダーの切削・研磨代は片側0.125mmになります。
金属の切削加工で、取り代が0.125mmしかなくて、さらに1/100mmオーダーの精度を出す、
というのはなかなかきびしいです。
シリンダーの摩耗、部分的な深い傷、歪みを考慮すると大変です。

バリ取り。
カムチェーンが接触してできたバリが、
シリンダーのカムチェーントンネルの内側に出来ていました。
正しく加工機にセットできない原因になるかもしれないので、除去しておきます。

発送する部品の全て。
運送中に破損や変形すると困るので、しっかり梱包して発送しましょう。
納期は10~20日とのことです。
その間にエンジン以外の部分の作業を進めましょう。

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