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上腸間膜動脈解離

(編集中ですのでまとまりません。あしからず。)

はじめに

2019年12月、43歳の時に、「上腸間膜動脈解離(じょうちょうかんまくどうみゃくかいり)」になりました。
心臓から内臓へ血液を送る動脈、「上腸間膜動脈」の内側に亀裂が入ってしまう病気です。
ここでは、その発症から経過を記しています。
記した目的は2つあります。

1つは自分自身の記録としてです。
一歩間違うと、重篤になる病気のため、不安に思うことも多々ありました。
退院して、薬の服用と定期的な経過観察に移行していますが、今でも心配になってしまうこともあります。
そんな時は記録を書いていると、気持ちが和らぐのでした。

もう1つは、同じ疾患になった方の何らかの役に立つのではと思うためです。
同じ病気にかかり不安に思い、病名で検索をかけて、今これを見ている方もいるでしょう。
私の経験、経過が、そんな方の心の負担を軽くなるの出来ればと考えています。
ただし、病気の経過や処置はあくまで私の場合です。
あくまで私の場合はこうだった、ということにご注意頂きたいです。
医師でもなんでもないので、正確でない表現もあるでしょう。
これを読んで逆に不安に感じるのでもしあれば、それは無意味で無駄なことだと思います。
病気に限らず、インターネットの情報は、適当で無責任な内容も多く含まれています。
不安なことは医師へ相談を。


今回、罹患して感じたこと

誰でもいつかは亡くなるんだよ、ということを告げられた気がしました。
誰から?と問われると、はっきり答えられないのですが。
解離したのが大動脈だったら、処置が遅かったら、亡くなっていたかもしれない。
今こうして文章を書くことはなかったのかも。
私は今43歳ですが、日本人男性の平均寿命は約80歳です。
平均まで生きられたとしても、折り返し地点は過ぎたわけです。
残り半分、大事にしなきゃ、と思います。

亡くなる前に、あれは頑張ったなあ、人々の役に立ったなあと感じられれば、幸せだった、楽しかったと思えそうです。
入院中に、病院の図書館で借りた故日野原重明医師の著書を読みました。
命とは時間のことであり、その時間を自分以外の人のためにも使おうー、考えさせられ共感しました。

ではどうしていこうか?
何かを残せればと思う。
そのうちの1つは、子供を育て、未来へ世代をつなぐことだと思う。

仕事を頑張ることもその1つだろう(無理は禁物だけれど)。

他はどうだろう?
誰でも何でも出来るわけではないし、得意不得意もある。
自分の得意なことを生かせれば良さそうだ。
家族と世界の未来をより素晴らしいものに。

経過

2019/12/19(木)1日目(発症)
6:30 起床
 少し体が重く、だるい。
 昨晩の酒量が多かったせいだろうかと考えた。
 といっても、飲んだ量はビール500ml、日本酒コップ200ml程度なので、とりたてて多くはないのだけれど。

6:35 朝食
 いつも通りに食べる。
 ご飯、味噌汁、目玉焼き、チキンナゲット(ウインナーだったかも)、野菜、納豆、ヨーグルト。

6:55頃 ゴミ出し
 娘と一緒に、ゴミステーションへゴミ出しに行く。
 距離は片道50mほど、12月も下旬になろうとしているが、極端に寒い朝ではなかった。

7:10頃 発症
 ゴミ出しから戻り、コーヒーを飲む。
 7:20の出勤出発時間までの間の日課だ。
 コーヒーを飲み始めて間もなく、腹、背中が痛くなり始める。
 すぐに激痛になり、冷や汗をかく。
 1Fの和室で横になってみたりもするが、まったく良くならない。

7:40頃 休務連絡。
 とても出勤できる状態ではないので、会社へ休務の電話連絡をする。

8:15頃 自宅近くのクリニック受診
 救急車を要請すべきか迷ったが、とりあえず自宅から数百メートルのかかりつけのクリニックへ行くことにする。
 後から思えば救急車を要請しても良かった、要請すべきだったと思う。

 問診、聴診、触診され、心電図も測定するが正常で原因不明。
 ただし非常に強い腹痛が続いていることから、松本市の中核病院である相澤病院での受診を指示される。
 状況や心電図などは電話とFAXで連絡しておいてくれるとのこと。

9:00頃 相澤病院救急救命センター到着
 妻運転の車は、幸いにも渋滞頻発箇所を無事に通過し10分ほどで到着。
 受付を済ませた後、自力で体温と血圧を測定。
 この時の血圧は上が180、下が100位、自分でも見たことのない値の高さに驚く。

 数分後、看護師によって問診開始。
 状況を聞き取った看護師がいったん処置室へ戻り、次に迎えに来たときは車椅子が用意されていた。
 処置室に搬送される。一応、自力で歩けるんだけどなあ。

 ここからはテレビでたまに放映される「救急救命24時」のように処置を受ける。
 ベッドに寝かされ、5,6名での処置が開始される。
 服を脱ぐとき、自分でも動いて脱ごうとしたところ、「あまり動いてほしくないの!」と言われる。
 「CT(撮影の)準備連絡しといて」という声を聞く。
 造影剤注射について、口頭でいくつかの質問を受ける。
 通常なら書面で確認されるはずなのだが・・・どうやら完全に緊急事態なのだ。

 CT撮影時は造影剤の注入で体が熱くなる。
 3年前、盲腸(虫垂炎)で入院した時と同じだ。
 腹のレントゲン撮影もした。

 検査後、救急外来のベッドで点滴などの処置を受ける。
 救急の担当医だっただろうか、「やはり、動脈が裂けていました」とのこと。
 「心臓外科の医師に来てもらいますね」とも。
 どうやら、良くない状況のようだ。
 自分は死んでないよね?、目の前にいる妻と娘は幻ではないよね?

 心臓外科の医師から説明を受ける。
 病名は「上腸間膜動脈解離」。
 腸へ向かう動脈に解離が発生している。
 50歳前後の男性に多い病気であること。
 発生原因は明確にわかっておらず、予防はできないこと。
 処置としては、血圧を薬で強制的に下げ、しばらく絶対安静にすることで傷が安定するまで待つこと。
 入院期間は10日から2週間位。
 将来的には定期的に検査し、異状がなければそのままで良いが、膨らんでくるようであれば
 開腹手術が必要になること。
 血液をサラサラにする薬を服用するようになるかもしれないこと。

 今、起きていることは現実なんだろうか。
 夢なのではないだろうか。
 2日後の土曜日、予定では実家の母を招き、クリスマスパーティーをする予定だった。
 「クリスマスのパーティー、パパは出来なくなっちゃったよ」と娘に言った気がする。

 もし、自分がこのまま死んでしまったら、まだ小さい娘はどうなってしまうだろうかと考えた。
 伝えたいことがたくさんあるというのに、私が死んでしまったら娘はちゃんと育ってくれるだろうか。
 自分自身も無念すぎる。

 仕事のことも考える。皆に迷惑をかけてしまうな・・・。
 今の仕事は毎日忙しいが、楽しく感じている。
 その仕事が出来なくなってしまうのではないかと不安にも思った。

 とにかくしばらく絶対安静なので、尿管にパイプを挿入される。
 数秒で済む処置だが、痛かった。
 その後は半日位で慣れたが、ずっと尿を出したい違和感があった。
 尿は意識せずとも勝手に排出されていくのだが。

 体に色々なものがつながれていた。
 点滴チューブ2本、血圧計チューブ1本、心電図の電極線3本、酸素濃度測定センサーの線1本、尿排出のチューブ1本。
 フル装備である。

12:00頃 HCUへ移動
 HCUはHigh Care Unitの略で、集中治療室と一般病棟との間位の位置づけらしい。
 移動後、足の血栓予防のため、空気式の自動マッサージ器を装着される。
 さらに装備が増えてしまった。
 私が移動した場所は、HCU奥の個室だった。
 テレビは見られるのだが、電子機器使用不可だった。
 携帯電話は妻に持って帰ってもらった。

 この日は以降の記憶があまりない。
 気を失っていた時間はないはずなので、ほとんど寝ていたのだろうか?

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2019/12/20(金)2日目
6:30前後 胸部と腹部のレントゲン撮影
 HCUのベッドに横たわったままで撮影を行う。
 ベッドに寝たまま撮影が出来るとは思わなかった。
 ベッドと体の間に巨大なタブレット(センサーと思われる)のような物を入れ、天井側からX線を照射して撮影するのだ。

8:00頃 担当医回診。
 悪化などはしておらず、経過は良好とのこと。
 30度までならベッドを起こしても良いとの許可が出る。

 午前中、暇なので、看護師が院内図書館から借りてきてくれたマンガ本、「スラムダンク」を読む。

13:40頃 妻が来る
 持参品は娘の写真、手紙、A4サイズのノート、「こち亀」など。
 HCUは未就学児の立ち入りが禁止なので、娘は入り口で足止めされてしまった。

17:15頃 痛い
 発症時に似た痛み。最も強い痛みを10とすると6ぐらい。
 看護師に伝える。
 血管が修復される際にも痛むことがあるそうなので、その痛みの可能性ありとのこと。

18:00頃 担当医回診
 異状はみられないので、看護師に伝えた痛みの件については、血管修復時の痛みではないかとの見解。
 必要なら痛み止めの処方も可能とのこと。

22:00頃 就寝
 寝つきが良くなる薬を点滴してもらって就寝。
 全身にチューブと配線がついていること、1時間ごとに腕に巻いた血圧計が測定動作をすることから、
 昨日はよく寝れなかったので、看護師に依頼をしたのだ。

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2019/12/21(土)3日目
7:15頃 腹部のレントゲン撮影。

7:45頃 担当医回診
 水分を飲んで摂ってよいこと、一般病棟へ移動することを告げられる。
 自分からは、今回傷ついた血管について尋ねてみた。
  「上腸間膜動脈」は直径10mmに満たないくらいの血管で、外側、中間、内側の3層構造になっている。
  その内側が剥がれてきてしまい、ささくれ状になった。
  強い痛みは剥がれる際のもの。
  診断はCTスキャンの画像で行う。
  心臓に近い大動脈で同じことが起きた場合、病院到着までに半数が死亡する・・・。
 ゾッとした。
 生きているのが奇跡かも。
 娘はまだ幼稚園、死ななくて良かったと思う。

9:30頃 尿道の管を抜く
 挿入時と同様、数秒で済む処置だったが、とても嫌な感覚だった。
 痛いというか何というか。
 自分で尿意をもよおすのは膀胱に尿が溜まる3,4時間後とのこと。
 これまではパイプが挿入されていたので、膀胱に溜まらずにそのまま排出されていたのだ。

10:10頃 一般病棟へ移動
 移動先は5S棟594号室(5F)。
 飲んだ水の量、出た尿の量を記録するように指示される。
 尿の量は、トイレにシビンを持参して行き、出すときに測るのだ。
 ベッド脇クローゼット付属のタブレット端末。
 氏名、食事、安静度、予定等が表示されます。
 一般病棟はWi-fiの利用が可能なのですが、そのSSIDやパスワードも確認できます。
 3年半前に虫垂炎で入院した時には無かった設備です。

11:30頃 医師回診
 ゆっくり休み、安静にすることを伝えられる。

12:30頃 久しぶりのトイレでの排尿
 パイプが挿入されていたせいか、違和感あり。
 それとこれは点滴が終了するまでの間ずっと感じていたのだが、尿意を感じてから我慢の限界までの時間が短い。
 危うく漏らしそうになる(実際に漏らすことはなかったが)。

13:40 妻と娘、母が見舞いに来る
 嬉しい。

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2019/12/22(日)4日目
6:30 看護師による検温・血圧測定、採血。
 なぜか分からないが、起きてから左脚を動かすと痛む。
 寝違えた?

8:30 担当医回診
 昼食からの流動食摂食と、病棟内に限っての歩行許可が出た

9:10 レントゲン撮影
 1Fまで車椅子に乗せていってもらい撮影。

12:40 昼食
 流動食だ。重湯、吸物、カルピス、ジュース、お茶。
 重湯とはいえ、久々に食べられるのは嬉しい。
 盲腸(虫垂炎)で入院した時も、最初の食事はこんなだったなあ。

13:00 妻、娘、母が見舞いに来る
 昨晩、娘にはサンタクロースが来て、プレゼントを置いていったそうだ。
 良かった。

15:00 Wi-fi接続
 妻が持ってきてくれたノートPCを、病棟内で提供されているWi-fiに接続してみる。
 回線は意外と遅くなく、動画の再生も問題なくできて驚く。

18:00 職場上司へメールで連絡
 現状と今後の見通しについて。

18:30 夕食
 重湯、スープ、ぶどうジュース、りんごジュース、お茶。

22:00 就寝

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2019/12/23(月)5日目
6:30 看護師巡回
 37.0℃、微熱?

7:10 便通
 一安心。

9:00 担当医回診
 近日中に再度CT撮影を行って、経過観察の予定。
 前日から続く左脚の痛みは、今回の疾患と関係なさそう(寝違えたかも)。
 便通があったので、昼食を改善する。
 経過が良ければ週末にも退院できる可能性あり。

9:20 看護師指示で体重測定。
 65.7kg。入院前は67kg位だったので、少し痩せた。

10:00 妻が来てくれた
 自力で図書館へ行く許可は出ていないので、スラムダンクの続巻を借りてきてもらう。

10:00頃 体を拭いてもらう。

12:30 昼食。
 重湯から五分粥へ変更、おかず付き。

17:00 デイルームで高齢女性とお話し
 旦那さんが心筋梗塞で入院中とのこと。

17:30 点滴液交換
 今日の夜で点滴は終了になるそうだ。
 徐々に身体に取り付けられているものが減ってくる。良かった!
 残るは携帯型の心電図計だけ(下写真)。


24:00頃 点滴終了
 点滴針抜去。

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2019/12/24(火)6日目
9:15 担当医回診
 シャワーを浴びる許可出る。水分を多く摂ることを指示される。
 明日CT、レントゲン、採血検査予定。
 残念、図書館まではまだ行ってはダメとのこと(心電図計外れるまで不可)。

9:30頃 わずかに背中の中心が数分間痛い時がある。

10:00 妻が来る。
 洗面セット持ってきてもらった。

13:20 看護師巡回
 翌日のCT撮影の予定・注意点説明。
 昼食は撮影後になるとのこと。
 また、便通についても説明があり、3日無ければ知らせてくださいとのこと。
 排便時にイキんでお腹の圧力が上がるのは良くないため。

17:15 シャワーを浴びる
 生き返った!

18:25 夕食
 クリスマス風に調理された鶏肉が出る。
 しかし病院食だけあって塩分控え目、あっさり味付け。
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2019/12/25(水)7日目
6:40 採血検査

7:20 体重測定
 64.3kg、痩せたなあ。20年近く前の値になってきた。

 朝から右の脇腹、あばらの下辺りが鈍く痛む。何年も前からたまに起こる痛みだ。

9:00 担当医回診
 朝の採血検査の結果は異常無し。
 今日予定のCT、レントゲンで経過が良ければ、食事を変更する。心電図計も外す予定。
 右脇腹が痛むこと、過去に胆石があると診断されていることを相談すると、採血結果などにその影響はみられないとのこと。
 CTでその部分も確認してくれるとのこと。

10:00 会社の先輩見舞い
 お願いをして来て頂いた。休憩室にて状況を聞いてもらい、バイク談義に花を咲かせる。
 本当に感謝。

12:10 検査
 自分で歩けるのだが、用意された車椅子に乗って1Fへ。
 最初はCT撮影。まずは造影剤無しで、次に造影剤を投与して撮影。
 造影剤を投与(注射)された瞬間は、全身が熱く感じるのだが、今回は今までで最も熱く感じた。量多め???
 撮影の瞬間に一気に造影剤を投与する必要があるためか、注射針は太め。痛かった!
 CTの次に腹のレントゲンを撮影して病室へ戻る。
 車椅子のタイヤ、空気が抜けていて気になった。ちゃんとメンテしてあげてほしい。

13:20 昼食
 ようやく昼食。初めてうどんだった。

14:00-15:00 睡眠
 疲れたようなので少し休む。

15:40 担当医来訪
 検査結果に異状はなかったので、明日朝から食事を改善するとのこと。

16:00 妻と娘来訪。
 外の景色を皆で眺めて楽しいひと時。

19:00 看護師巡回
 血圧低め(最高90以下)。造影剤のせいだろうか?

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2019/12/26(木)8日目
7:20 看護師巡回
 体温、血圧、酸素濃度測定。昨晩低かった血圧は戻った。

16:15 シャワーを浴びる

23:00 就寝。
 翌朝早く起きすぎないよう遅めに就寝。

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2019/12/27(金)9日目
6:30 看護師巡回
 血圧96/64、体温36.8℃、体重64.5kg。

8:50 担当医回診
 明日土曜から食事を通常のものに変更。日曜まで経過が良好なら、月曜日に退院できるとのこと。
 図書館へ行ってもOK。

9:30 図書館へ行く。
 何か借りようかとも思ったが、結局借りずにその場で読んだだけ。
 体力が衰えているせいか、少し疲れた。

13:30 診断書作成依頼
 ナースステーションで事務担当者へ依頼。
 あまり慣れない方だったようで、「指定の様式はありますか?、どんな内容を記載しますか?」と尋ねられ、一瞬戸惑う。
 病名、入院期間、退院後の生活上の注意等の記載を依頼する。

14:30 少し休む。
 疲れたようだ。

18:00 医師の回診
 明日から通常の食事に切り替え、明日予定のレントゲン撮影、採血で異状がなければ、週明け月曜日の30日には
 退院できるとのこと。
 退院後は、定期的に造影CTで診察するが、経過が良ければ(患部が膨らんできたりしなければ)、単純CT(造影剤無しのCT)などへの診断に切り替えていく。
 再発の恐れは低いらしい。
 この日、回診に来たのは直接の担当医ではなかったのだが、やはり今回の病気の原因は良く分かっていない、とのことだった。
 ところで、ベッド脇には一昨日に会社のバイク乗りの先輩が置いていってくれた「北海道ツーリングパーフェクトガイド2018」があったのだが、それがきっかけでバイク談義になった。
 医師自身はGN125を所有しているが、最近乗っていないのでエンジンがかからないかも、キャブが悪くなってしまっているどうろうなあ、と。
 バイク乗り同士で話が出来てとても嬉しくなったひと時だった。

20:30 看護師巡回
 昨日から便通がないので、薬をもらって飲む。

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2019/12/28(土)10日目
6:50 看護師巡回
 いつもの巡回。採血も実施。体重は64.5kg。

7:40 朝食
 今日から、お粥やうどんではない通常の食事になった。この日はパンだった。

8:30 回診
 経過が良ければ明後日の退院に変更なしの予定。病院内を歩いても良いけど、下の階へ行くほどインフルエンザが流行っているから注意して下さい、とも。

9:20 レントゲン撮影
 腹部を撮影。レントゲンとCT、撮影しまくりである。

10:30 すこし散歩
 1Fの売店などまで歩いてみた。病室の5Fから、下りは階段を使い、エレベーターで戻ってきた。歩行距離は数百メートル程度だと思うのが、かなり疲れた。

病室のある5F廊下からの眺め。
長野県松本市の冬は、晴れの日が多い。この日も山には雲がかかっていたが、気持ちの良い晴天だった。
晴天の日が多いのは、私が松本市を好きな理由の1つです。

12:40 昼食
 久しぶりの白米。美味しい。

16:10 シャワー浴びる

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2019/12/29(日)11日目
8:30 看護師巡回
 血圧85/44。かなり低いが、気分が悪かったりしなければ問題ないらしい。

9:30 デイルーム(談話室)から山々を眺める
 雲1つ無い快晴で、山々が映える。
 常念岳、乗鞍岳がはっきり見える。
 書いていて思い出した。高校のときは山岳部へ所属していて、常念岳にも登った。
 キャンプ泊中の深夜、誰かがテント周囲を歩き回る音で目を覚ましたのは、人生唯一の不思議な体験。
 メンバーには伝説の修験者「常念坊」が現れたんじゃないの、と言われたっけ。


10:00 妻と娘が来る
 娘が風邪を引いていたせいで、久しぶりの見舞いになった。

10:30 回診(というより連絡かも)
 検査結果に異状がなかったらしく、予定通り明日の退院が決定。
退院時に今までの検査画像の説明や、今後の生活上の注意などの説明予定とのこと。
 質問したい内容は、事前に簡単にまとめてメモしておいた方が良さそうだ。
 年明け1/7(火)、外来にて経過を診察。以降は半年毎に経過観察する。

 病室の窓から。
 病棟が隣接しているので、眺めは今一つ。
 お皿のような場所はヘリポートだ。
 登山シーズンでないので、ヘリコプターでの患者搬送は少ないそうだ。
 実際、入院中一度もヘリコプターの発着はなかった。

16:00 シャワー浴びる

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2019/12/30(月)12日目(退院)
6:40 看護師巡回
 異状なし。体重64.7kg。

9:15 薬剤師来訪
 退院後の薬について説明を受ける。

9:30 回診
 担当医のT医師、O医師来訪。退院にあたっての説明をしたいので、家族が来たら声をかけて下さいとのこと。
 仕事内容を尋ねられ、3ヶ月間は肉体労働禁止と指示される。
 O医師からは、ツーリングは初夏までお預けだよ、と言われた。

9:35 栄養指導
 栄養士来訪。
 血圧上昇を抑えるために、塩分を控える。
 体重は現状程度を維持し、太らないこと(65kg以下位)。
 スープ・汁類は1日1回まで、酢やスパイスを上手に使うと良い、(好きな)ソバはツユを飲まなければ問題なし。
 飲酒は現在のペース・量(週2回・ビール500ml程度)なら問題なし。

10:10 担当医説明
 T医師から、退院にあたり、経過・今後などについて詳しい説明を妻と一緒に受ける。
  CTの結果から、患部の血管が拡大するなどの傾向はなく、経過は良好。
血管の拡大がなければ問題なし。再解離のリスクはあまりない。
  再発のリスクは低いが、半年に1度、数年間に渡ってCT撮影などで経過観察をしていく。

  この疾患の原因は不明。ただし、50代前後の男性に多いということだけは事実。
  (血圧のことにもほとんど触れなかったので、血圧との関係もあまりないと私は捉えた)
  とにかく解離した部分が安定していることが大事で、そのためには3ヶ月間は安静にすること。力仕事は禁止。
  運動は散歩程度に留める。
  バイクに乗ること自体は問題がないが、万一事故などにあった際はリスクがあがるので、控えめに。
  今回の疾患以外、特に異常はない。

 大変分かりやすく、丁寧な説明でした。
 ありがとうございました。

10:50 精算
 1Fの精算機で支払い。

11:00 退院
 看護師に最終確認をしてもらう。
 お礼を言って退院。ありがとうございました。

 退院準備で片付ける前の様子。
 Wi-fi接続が可能で助かりました。


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2019-20 年末年始
 自宅でゆっくり過ごす。
 外出は近場の買い物に留め、実家にも帰省しなかった。
 実家に帰省しない年末年始は、学生の時以来かも。
 12日間の入院生活で身体が鈍ってしまったようで、少し活動しただけで疲れる。
 昼寝をすることも。

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2020/1/3(金
午後 血圧計購入
 毎朝、血圧測定をするように指示されたので、近くの電気店で購入。

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2020/1/7(火
午後 経過確認のため診察
 採血、腹部レントゲン、問診、触診、聴診による診察。
 結論としては経過は良好。
 動脈解離で異状が出ていた血液検査の値は正常に戻っている。
 レントゲン画像も異状なし。
 来週からの仕事の開始も可能、ただし無理は禁物。
 1ヵ月後の再診で経過観察予定。

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2020/1/14(火
久々の出社、就業再開
 とても疲れた。デスクでおとなしくしていたのだけれど。
 仕事中は、だるいというか、ふわっとしているというか、眠いというか。
 帰宅して夕食後は早々に布団に入る。

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2020/1/15(水
会社を休む
 起きて家族と一緒に朝食を食べる。
 しかし、くたびれてしまっている。エネルギーが乏しくなっている。
 昨晩は早々に布団に潜り込んだのだが、あまり良く眠れなかった。
 迷ったが、自分自身に無理は禁物と言い聞かせ、会社は今日は休むことにした。
 布団に入っていても、寒く感じる。痩せたせいだろうか?日常生活でも寒さを感じることが多くなった。
 2019年5月の健康診断では体重は74kgだった。
 一時期痩せたものの、これではまた戻ってしまう、マズイ、と思ってダイエットを再開
 (といっても飲酒を週2回にして、夕飯を少なくするだけだが)し、12月中旬では67kgになった。
 そこで今回の病気になってマイナス2kg、現在65kg弱なのだ。
 10kg近く痩せたわけで、寒く感じるのは無理もないのかも。
 1つ気になるのは、先週娘がインフルエンザA型に罹っていたこと。うつっていないとよいのだけれど。