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徹底解剖 スロットルボディ

インジェクション車のスロットルボディについてもっと知りたいと思い、実物を徹底解剖してみました。
ここでは、分解、調査、考察したことを書いています。
考察については、一部推測も含まれることをご了承下さい。

Web上でキャブレターの構造について解説しているサイトはいくつかあります。
しかし、スロットルボディについて詳しいサイトはあまりないようです。
インジェクションが主流の現在、このサイトの記事が皆様のお役に立てればと思います。


バイクの整備を始めてから20数年、バイク店の足元には及びませんが、
何台かのバイクのキャブレターの整備を何回も行ってきました。
特に学生時代に乗っていたスズキのBandit250のキャブは何度ばらしたことか・・・。
「Bandit病」と呼ばれるほど、かぶってしまう持病持ちで、嫌になるほど何度も分解・洗浄・組立てをしました。
結果的にキャブ整備のスキルアップにはなったのですが。

しかし、インジェクション車のスロットルボディの整備は経験がありません。
仕組みについて未知数の部分も多いです。
そのうちZX-14Rのスロットルボディを整備したいと思っているので、
その予習も兼ねて実物を分解してみることにしました。

対象は京浜製のTTK28です。
これはカワサキのNinja250Rで採用されていたスロットルボディです。
一部破損があること、販売台数が多かったことからか、ヤフオクで格安の145円で入手しました。
これを徹底的に分解して調べてみます。

京浜TTK28。
このスロットルボディ、燃料ポンプからのホース接続部が折れています(写真左上)。
他にも車体からの取り外し時に工具で無理にこじったような傷があります。
そのせいか格安でした。


スロットルボディ構造図(頑張って描いた図なので転載はご遠慮を)。
各部の役割が分かるように描いたので、実際の部品配置は異なります。
Ninja250Rのインジェクターは、実際には上部に付いています。

キャブレターでは、メイン、スロー、チョーク(スターター)などの流路が複雑に入り組んでいます。
しかし、少なくともこのスロットルバルブでは図の通りシンプルです。
キャブレター洗浄時、キャブレタークリーナーを吹き込んだら、思わぬ穴から吹き出て顔を直撃したことがあります。
しかし、スロットルボディでは流路が単純なので、そんなことはなさそうです。


バイパススクリュー部の詳細図。
キャブレターのパイロットスクリューと同じ構造です。
締め込むとメインスロットルバルブをバイパス(迂回)する空気量が絞られます。


以下は各部分ごとの分解、調査の写真、考察です。


外観