屋根と外壁を仕上げます。 屋根の下地貼り付け。 9mmの構造用合板を模して、0.3mmのプラ板を貼ります。 本来は全面に貼ります。 しかしこの模型では、カットモデル的に構造が分かるように仕上げるため、 半分ほどに留めます。 防水シート貼り付け。 屋根下地の次は、防水シートを貼ります。 目的が防水なので、屋根の低い側から高い側の順に貼り、繋ぎ目は重ねます。 防水シートに模して貼ったのは、0.1mmのプラ板、プラペーパーです。 商品名の通り、紙の様に薄いです。 屋根材の製作。 艶消しの写真用紙、フォトマット紙へ屋根の模様を印刷。 屋根はガルバリウム鋼板を予定しています。 屋根の模様は、エクセルで作りました。 スプレーのり塗布。 屋根材の貼り付けには、3Mのスプレーのりを使いました。 スプレーすると、ポストイットのように貼ったり、剥がしたり出来る粘着面になります。 屋根材の貼り付け。 実際の施工を模して、屋根材1枚毎に貼ります。 屋根材貼り付け作業イメージ。 平屋のガレージとはいえ、屋根の一番高い場所は、地上から3.5mほどの高さになります。 安全第一、絶対に落ちるわけにはいきません! そこで実際の建設時は、足場業者に依頼して周囲に足場を組んでもらう予定です。 屋根の完成。 完成イメージを確認するため、全体を1枚で作ったものを被せています。 色は一旦グレーにしてみましたが、検討中です。 外壁への防水透湿シート貼り付け。 次は外壁です。 便宜上、屋根は一旦取り外してあります。 コーナー部分への「出隅(ですみ)」の取り付け。 外壁には、「窯業系サイディング」を貼る予定です。 窯業系サイディングは、セメントを主材料とした不燃の外壁材です。 私の住む地域は、「建築基準法22条指定区域」、通称「法22条区域」に指定されています。 この区域内で、敷地境界から3m以内に建築物を建てるには、屋根と外壁を不燃材で覆う必要があります。 もらい火による延焼を防止するためです。 そのため、外壁に窯業系サイディングを貼ります。 サイディングは平板ですが、カドの部分は直角に製造された専用の「出隅」を取り付けます。 平板のサイディング取り付け。 出隅の次は、平板のサイディングを貼っていきます。 屋根と同様、サイディングを模したこの紙もインクジェットプリンターで出力したものです。 採用予定のサイディングのメーカーホームページに、CG作成用のデータが用意されています。 それをフォトショップで加工しました。 サイディングの元のサイズ。 幅455mm、長さは3030mm(10尺)です。 重さも約20kgあります。 これを場所に合わせて切断して取り付けるので、ハンドリングはなかなか大変そうです。 腰を痛めないように注意しなきゃいけません。 北側と西側の2面が完成。 南側正面。 シャッターや窓の開口があるので、サイディングの形状も複雑になります。 切断が大変そう。 東側。 屋根と同様、カットモデル的に仕上げたいので、部分的に貼っています。 |