旧開智学校校舎

約150年前、明治時代が幕を開けます。
その頃、松本市に「開智(かいち)学校」が小学校として創立されました。
創立から間もない明治9年(1876年)、その校舎として建てられたのがこの旧開智学校校舎です。
建設から約90年間使われた後、現在地に移築されて保存されています。
和、洋が組み合わされた建築様式、当時の人々の教育への取り組みに触れられる建物として一般公開されています。
貴重な建物として、令和に入ってからは国宝にも指定されました。

建物正面。
青い空に美しく映えます。

上に天使、下に龍。
和、洋の文化が入り混じっています。
「擬洋風建築」と呼ぶそうです。

校内。
懐かしい。
なぜかというと私の高校は木造校舎だったからです。
綺麗に維持管理されているこちらに比べ、私の通っていた高校はボロだったなあ。
好きだったけれど。

らせん階段。
残念、通行禁止です。
急角度で手摺りもないので安全対策でしょうか。
しかし子供たちにとっては楽しい階段だったに違いありません。
お尻で滑るように降りて叱られたりして。

教場(教室)。
現代の教室と比べると半分位の広さです。
当時の物ではないかもしれませんが、黒板も小さ目。

ストーブ。
冬の寒さは今も昔も変わりません。
教室にこれ1つでは寒かったことでしょう。

講堂のステンドグラス。
鮮やかさに心惹かれます。
ここも子供たちのお気に入りの場所だったかもしれません。

昔の算数の教科書。
足し算です。
絵がとても素敵!

大正9年、松本市作成のインフルエンザ感染予防の心得。
最近よく目にする内容とほぼ同じです。
当時は今以上に周期的に感染症が流行して、度々休校になったりしたそうです。
それらを乗り越えて今があります。
今のコロナ騒ぎももうしばらくすれば落ち着くから大丈夫。

見学時間は1時間ほど、観覧料金は400円でした。
松本城からは500mほどと近いので、セットで見学してもよいかもしれません。
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