ネットで注文していたキースターの燃調キットが届いたので、 キャブレターへ組み込みます。 届いたキースター製の燃調キット。 1キャブ分が税抜きで3,000円です。2キャブ分と消費税、送料で合計7,000円。 中身。 1キャブ分3,000円ですがたくさん部品が入っています。 日本製らしいのですがお得すぎです。 ジェット類。 番手違いでメインジェットが6個、スロージェットが3個。 ニードル・メインノズル等。 ニードルも番手違いで4本。 その他。 ニードルバルブ、バルブシート、ドレンスクリュー、チョークプランジャ、スロットルスクリューなど。 ステッカー。 鳩??? 純正との比較。 並べてみました。左が純正、右がキースター製です。 ドレンスクリュー。 キースター製はネジ溝がマイナスです。少量生産の切削だとプラス溝というわけにはいきませんね。 チョークプランジャ。 キースター製はスプリングが10mmほど短いです。 スロットルスクリュー。 こちらもネジ溝はマイナスです。 ニードルバルブ。 ほとんど同形状、同寸法でした。 このキースター製のキット、本当に3,000円にしてはお得です。お得すぎです。 それでは組み込んでいきます。 キャブレター本体のスターター(チョーク)経路のパイプの亀裂。 洗浄していて見付けてしまいました。どうも亀裂が発生しやすいらしく、 手元の4台のキャブ全て同様の亀裂が発生していました。圧入シロが大きすぎたんでしょうか? まあ、チョーク使用時に影響するだけなので(濃くなる可能性有り)、問題ないでしょう。 新品のフロート。 古いフロートには亀裂があったので新品を用意したのですが・・・、 亀裂ではなくて成型時のウェルドライン(樹脂を流し込んだ際の境界部分)のようで、 新品も写真のように同じでした。新品にする必要無かったかも。 油面調整。 1mmほど低かったので調整しました。 組みあがったキャブレター。 燃料ホースへのエルボ追加。 元々車両についていたホースはコックの下で曲げ加工がされていました。 傷んでいたので純正品を取り寄せたのですが、「真っ直ぐ」でした。 そのまま使うと真っ直ぐなホースを折り曲げることになり、閉塞させてしまいそうです。 そこで純正の新品ホースは使わず、汎用のホースにエルボを追加しました。 チョークプランジャ。 上に書きましたが、キースター製のチョークプランジャのスプリングが約10mm短かったため、 スプリングは純正をそのまま使います。チョークが戻りきらないと困るので。 試走。 ちなみにフロントフェンダーは塗装修理中です。 前よりは好調になりました。 ただ、4500回転位で少しボコつく時や10000回転付近で吹けるときと吹けないときがあります。 両気筒間のYPVSのジョイントがガッタガタなのが分かっているので この辺りが原因でしょうか。 さて、次は腰上を分解点検することにします。 圧縮も低く測定されてるし(標準7kgf/cmに対して約5kgf/cm)、中を見たいような見たくないような。 |
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