数ヶ月前ですが、電動のインパクトレンチを購入しました。 購入の理由は主に2つです。 1つは四輪車のタイヤ交換を楽にしたかったことです。 ここ長野県では、冬はスタッドレスタイヤへ交換します。 春と秋の年2回、タイヤ交換(ホイール脱着)が必要です。 インパクトレンチがあれば、早く楽に作業できます。 2つめは、バイク整備に活用したかったことです。 回り止めをしないと緩められないボルト、ナットも、 インパクトレンチなら(限度はありますが)簡単に緩められます。 ドライブスプロケットの固定ナットや、フォークのボトムボルトなどです。 インパクトレンチというと、エア式が一般的です。 しかしエアコンプレッサーは持ち合わせていません。 また、エア式と違いホースを気にせずにどこでも使えることから、 電動の充電式を選択しました。 購入したマキタ製インパクトレンチ。 本体、バッテリー2個、充電器がセットです。 マキタはバッテリー式工具が充実しています。 バッテリーは色々な工具に使い回しが出来て、 同社のコードレス掃除機にも使えることが購入の決め手にもなりました。 マキタ製は高性能、高信頼で海外でも人気らしく、 電動工具の世界シェア第2位らしいです。 バッテリーセット済みの本体。 モデルナンバーTW285D、最大トルクは260N・m(26.5kgf・m)です。 重量はバッテリー込みで約1.7kgあります。 正直重く感じますが、握りやすくバランスは良好です。 フックは使わないので取り外します。 やった~、日本製! 打撃力(トルク)切替ボタン。 押すたびに切替わります。 弱(80N・m) 中(175N・m) 強(260N・m) 強(260N・m、逆転オートストップモード)。 逆転オートストップ機能は、ボルト・ナットが緩んだら(打撃しなくなったら)、 0.2秒後に自動停止する機能です。 さらに緩める場合は、トリガーを引き直すと継続して回転します。 不意にボルト・ナットを落としてしまうことを防ぐ機能で、 建設現場では重宝しそうです。 付属バッテリー。 電圧は18V、容量は6Ahです。 ボタンを押すと残容量が確認が出来ます。 充電器。 付属バッテリーの満充電時間は約55分です。 充電完了時のメロディーは4種類から選択できます。 基本的にプロユースなので、4種類も要らないような気がするのですが・・・、 設計者のこだわりでしょうか!? ケースの小物収納。 ケースの上蓋内には小物を収納できるようになっています。 私の場合、持ち出して使うことはなさそうなので、出番はなさそうです。 ・ ・ ・ ![]() 四輪車のスタッドレスタイヤへの交換に使用してみました。 トルク設定「強」なら、ホイールナットも楽に緩みます。 あくまで適正トルクで締め付けられたナットの場合ですが。 締付け時はトルク設定「弱」で締め付け、 その後にトルクレンチで増締め・確認しています。 締め付け時の注意点が1つ。 まずはナットを手で回し、ネジ山を正しく噛み合わせることが必要です。 横着して、インパクトレンチ装着のソケットにナットを入れておき、 そのままスタッドボルトにねじ込もうとすると、 ネジ山が正しく噛み合わずにカジってしまいます。 実は1回やらかしたのは内緒です・・・ご注意を。 狙い通り、タイヤ交換が、早く、楽に出来るようになりました。 トルクは必要十分なので、バイク整備にも役立ってくれそうです。 |