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ベッセル 電ドラボール 2020/10

作成 2020/10/13

ドライバーが主力商品の工具メーカー、ベッセルは私の好きな工具メーカーの1つです。
同社のドライバーのグリップは手になじみ、値段も手頃です。
プラスドライバーの先端は、ネジの溝にピタリと合います。
高品質ドライバーというと、スイスのPBが有名です。
しかしプラスドライバー先端のフィット感は、ベッセル製の方が良いと思うのです。

ベッセルの製品の1つにボールグリップドライバーがあります。
ボール状のグリップが手になじむドライバーです。
そのボールグリップドライバーをベースに電動化されたドライバーが今回紹介する「電ドラボール」です。
発売は約2年前なのですが、最近入手して使い始めました。
とても便利なので紹介してみます。

愛車、ZX-14Rのカウル固定にはたくさんのネジが使われています。
そのネジの脱着をもっと楽に早く出来ればと思ってこの製品を購入したところ、目論見通りになりました。

外観。
装着ビットは製品付属の2番のプラスビットです。
この他に充電用USBケーブルが付属します。

この製品、ビットが1本だけ付属するモデルと、5本付属するモデルがあります。
どちらにもUSBケーブルは付属しますが、私が購入したビットが1本だけ付属するモデルには
ACアダプタは付属しないので、別途用意が必要です。
ビットが5本付属するモデルにはACアダプタが付属しています。

ちなみにこの緑色のモデル、限定色です。
通常品は赤色ですが、限定色で青、緑、オレンジ、紫が販売されていました。
カワサキ、長野の山のイメージで緑を選択したのでした。

充電中。
充電用USBコネクターにケーブルを接続して充電します。
LEDは充電中は赤く、充電完了後は緑に点灯します。

充電用USBコネクター。
この製品、便利で気に入りましたが、唯一心配な場所がここです。
充電用USBコネクターがマイクロBタイプなのです。
マイクロBタイプのコネクター、割とよく壊れてくれます。
ケーブルは真っ直ぐ丁寧に脱着することにします。

LEDライト。
先端部を照らします。
バイク整備ではあまり活躍することはないかも。

ヘックスビットを装着しての使用例。
スライドスイッチを押し込むと右へ、引くと左へ回転します。
たくさん使われているカウル固定ボルトの脱着が簡単にできます。
早い、早い、一度使うと手放せません。
回転トルクは高くありませんが、カウルの固定ボルト脱着には十分です。
軸はモーター駆動時以外はロックされるので、
モーター駆動では緩まない時や、モーター駆動で締めた後の増し締めは手動で行えます。

この製品が素晴らしいのは、普通のドライバー形状そのままに電動化したことです。
ネジをメネジに当てがってねじ込み始める時、動力でボルトを回すと、
ボルトが斜めに入ってネジ山を傷めてしまうことがあります。
その点、この製品はドライバーと同じ形状です。
手でねじ込み始めることが簡単にできるので、ネジを斜めに入れにくくなります。

以前はガンタイプの電動ドライバーを同じように使っていたことがあります。
しかし最初からそれを使ってねじ込み始めると、ネジが斜めに入ってしまうことがあります。
そこで、普通のドライバーでネジを少しねじ込んでから使用していました。
それがこの電ドラボールでは1本で出来るので便利なのです。


ここからはドライバー以外の使い方の紹介です。
多分、メーカーは推奨しない使い方なので、真似される方は自己責任で。

取り付け可能な先端工具の例。
2面幅6.3mmの六角軸工具なら、ドライバービット以外も取り付け可能です。
取り付け可能な手持ちの先端工具を並べてみました。
手前から、
付属のプラスビット、
6.3sqのソケットレンチ取り付けアダプターとソケット、
面取りカッター、
タップ、
木材などへの下穴開け用のテーパードリル、
木工用ドリル、
ドリルチャック。

ドリルチャックを使った木材への穴開け作業例。
木材や樹脂など、硬くない材料の小径の穴開けなら十分可能です。
しかし当然ですが、大トルクが必要な作業は無理です。

工具として気になるのは耐久性です。
しかし使い始めて間もないこと、プロの使用頻度には遠く及ばないことから、これはまだ分かりません。