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青森(2021/7/19-22)3日目


私はひとり 連絡船に乗り

 平らな草地のテントサイトは快適で心地良く眠れました。目の前には津軽海峡と北海道。今別町の鋳釜崎キャンプ場はまた来たいと思わせる最高のキャンプ場でした。
 青森ツーリング3日目の今日は青森市街を経由して南下します。自宅までの距離は約1,000km、1日で帰るのはしんどいのでどこかでもう1泊して明日帰宅します。

青函トンネルを走り抜けてきた新幹線。

 青函トンネル入口広場にて。キャンプ場から約10km、青森市へ向かう前に立ち寄りました。ここは青函トンネルに隣接して整備された広場で、展望台からトンネルを出入りする列車が見られます。
 写真は青函トンネルを走りぬけてきた新函館北斗発東京行きのはやぶさ10号です。
 トンネルから新幹線は超高速で飛び出てくるだろう、うまくカメラで捉えられるだろうか。通過予定時刻を前にカメラを連写モードにセットして待ち構えまます。徐々にトンネルから走行音が聞こえてきました。来るか来るか。
 ところが意外に遅かった。ギューンというよりガーアアアアアアと通過です。後で知ったのですが、新幹線のトンネル内での最高速度は160km/hだとか。200km/h以上でドッカーンと飛び出てくるのを想像していたのでちょっと拍子抜けしました。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸。

 青森港へやってきました。八甲田丸はかつての青函連絡船です。役目を終えた今は青森港に係留され、青函連絡船の歴史を伝える歴史博物館となっています。

グリーン席。

 青函連絡船の運航は国鉄だったので、船内には特急列車のようにグリーン席の設定がありました。網棚があるあたりとか列車の雰囲気そのままです。写真だけなら列車内のように見えるかも。

ブリッジ。

 使い込まれたハンドルやレバー、装飾の無い実用性最優先の計器類が実に良い。
 水色ともちょっと違うこの辺りの色、古い鉄道車両の運転台で見かける色に似ています。国鉄の船だったから鉄道車両と同じ色で統一されていたのでしょうか。さすがに懐中時計をはめ込む窪みは見あたりませんでしたが。

煙突展望台より。

 桟橋は奥の青森駅と陸橋で結ばれています。かつては列車と連絡船の乗換えで多くの人々が行き来したはずです。
 「北へ帰る人の群れは 誰も無口で」、気温30℃の今日はイメージできませんでした。

車両甲板。

 船内にレールを敷いておいて直接鉄道車両を積み込んでしまうのって豪快。モルタルが流し込まれていますが、当時使われていたレールが残されていて展示車両が留置されています。

ボア220mm、ストローク300mmのV型16気筒ディーゼルターボエンジン、合計8台。

 機関室にて。合計8台ものエンジンを搭載していたのは、機関室の高さを低く抑えて真上の車両甲板のスペースを確保するため。エンジン製造は川崎重工業明石工場。ZX-14Rと同郷です。
 このエンジン、どうやって機関室のここに据え付けたのでしょうか? 周りを見回しても搬入できそうな場所がありません。真上はレールが敷かれた車両甲板です。船の建造時に組み込んでしまうとすると、交換したい時はどうするのでしょう? 基本無交換で整備は搭載状態で行い、船の寿命まで使う想定でしょうか。
 「地下鉄の電車はどこから入れたのか?」という昔の漫才のネタを思い出しました。リアルタイムでは見ていないけれど。

鉄道車両用桟橋。

 接岸した船にレールを接続して車両を出し入れします。船と陸との高低差は一定ではないので、レールが曲がって追従できる仕組みになっています。実際に車両を出し入れするのを見てみたかった。

青森県観光物産館アスパム。

 八甲田丸から1km弱、お土産を買うために訪れました。三角形の建物が特徴的です。
 土産物店で売られているお土産を眺めると、りんごを使ったものばかりです。それもそのはず青森県はりんごの生産量が日本一です。しかし、りんごのお菓子では地元長野県とかぶってしまうではないか。りんごの生産量第2位は長野県です。
 あまり変わった物をお土産にするわけにはいかないので、結局はりんごのお菓子をいくつか買いました。

アスパム前の郵便ポスト。

 青森と言えばねぶた祭り。そのねぶたが乗っかっています。子供の頃、家族旅行で青森を訪れねぶた祭りを見たのを覚えています。帰りは生まれて初めての飛行機に乗ったっけ。

煮干しラーメン。

 青森のご当地ラーメン、煮干しラーメンで昼食。たまたま見つけた煮干しラーメン専門店で特に濃厚な「極煮干し中華 太麺」を注文。
 出てきたラーメンのスープの色は茶色がかった灰色。衝撃的。味は煮干しが濃い。とにかく濃い。良く言えば旨味が強いけれど、魚臭さと苦味が強い。美味しく頂きましたが苦手な人もいるかも。

ファミリーロッジ旅籠屋 長者原SA店。

 煮干しラーメンの後は一路東北道を南下です。今日の宿をどうしようかと考えていたところ、宮城県の長者原SAで目に留まったのがこの宿泊施設。SA隣接で空きもあったのでここに泊まってしまおうかとしばし迷いました。食事はSA利用になります。
 けれどちょっと待った。SAにはビールはないよね? 昨日に引き続き今日も暑い。夕飯は冷たいビールが飲みたい。SAを後にしました。

チサンイン福島西インター。

 今夜の宿です。駐車場が混んでいます。なんでこんなに混んでいるのかと不思議に思っていると、オリンピック関係者の姿がちらほら。近くの球場が野球とソフトボールの大会会場になっていたのです。そっか、オリンピックやってるんだっけか。

夕飯。

 ビールが飲める店がホテル近くに1軒位はあることを期待していました。しかし何もありません。近くには斎場とガソリンスタンド、残念。コンビニへ買出しに行ってホテルの部屋へ戻って夕飯としました。

 今回のツーリング、気が付くと鉄道関係の場所を多く巡っていました。私は鉄道ファンというほどではないのですが、鉄道関係の博物館などを見るのが好きです。子供の頃は新幹線の運転士になりたかったなあ。

今日の走行距離は506kmでした。

最終日、4日目へ続きます。