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クラッチスレーブシリンダー整備 2017/9

クラッチのスレーブシリンダーを分解して整備します。
ここは新車から一度も手をつけていません。

フルードの抜き取り。
ブレーキの分解と同様、分解前に出来るだけ注射器で吸い取ってしまいます。
こうしておくと、分解時のフルードの漏れを少なくできます。

抜き取ったフルード。
2年間の使用で汚れました。

取り外して分解したスレーブシリンダー。
ちなみに、アンダーカウルを外さなくてもギリギリ取り外し可能でした。

シリンダー内面。
わずかですが、腐食した痕跡があります。
シリンダーは表面処理無しのアルミ製ですが、
表面に油分があればそうそう腐食はしないものです。
しかしどうやら工場組み立て時にグリスは塗布されていないようです。
腐食防止以前に、ここはピストンとの摺動部なので、グリスが必要です。

ピストンの点検。
リップの傷を目視点検します。
異常なし。

内面研磨後のシリンダー。
研磨スポンジで軽く磨きました。
腐食の痕跡は残っていますが、スベスベで引っ掛かりは全くありません。
当たり前ですが、研磨は削り取る作業です。
あまりむやみに行ってはいけません。

ピストンの挿入。
シリコングリスをしっかり塗って挿入します。

フルードの注入。
新しいフルードを注ぎ、エア抜きをすれば完了です。

・・・少しですが、クラッチ操作が軽くなりました。
スレーブシリンダーのピストンにグリスを塗布して潤滑した効果です。

ZX-14Rのクラッチ操作は、重く感じる方もいるようです。
その対策として、マスターシリンダーのピストン径を小さく、
スレーブシリンダーのピストン径を大きく変更して、改善する方もいるようです。
しかし、変更をするのは、スレーブシリンダーをはじめ、
関係部分の潤滑を確認してからでも遅くなさそうです。

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