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ドライブスプロケット・サイドスタンド清掃点検 2019/7

ドライブスプロケット(エンジン側のチェーンスプロケット)の磨耗状態を点検します。

現在のドリブンスプロケット(ホイール側)とチェーンの状態。
新車購入時のまま未交換ですが、まだまだ使えます。
新車購入からは7年が経過、32,000kmを走行していますが、
チェーンに固着はなく、伸びも少ないです。
ドリブンスプロケットの磨耗もまだ小さいです。
エンジンオイルをマメに給油していること、雨中走行が少ないことが理由でしょう。

しかし、ドライブスプロケット(エンジン側)の現在の磨耗状態は、外からは見えないので分かりません。
約2年前の車検時に清掃点検はしましたが、それから約10,000kmを走行しました。
そこで今回点検をして、必要なら2ヵ月後に控えた車検整備時に交換します。

左側のアンダーカウル取り外し。
せっかくの機会です、スプロケ以外でも点検できる場所は点検しましょう。

リザーバータンクのクーラント量。
アンダーカウルを外さなくても点検できますが、ついでに点検します。
わずかに減っています。
自然蒸発分と漏れの分でしょうか、次回車検で交換・補充します。

ウォーターポンプカバーの合わせ面。
クーラントが漏れた痕跡が残っています。
漏れに気付き、経過観察していますが、現在は漏れていません。
クーラント交換・補充時に分解して、内部のパッキンを交換予定です。

クラッチレバーを握った状態で固定。
分解整備中、クラッチのスレーブシリンダーピストンが飛び出さないようにするための準備です。

クラッチスレーブシリンダーの取り外し。
ボルト3本の内、1本はスプロケットカバーの固定も兼ねているので長いです。

スプロケットカバー取り外し完了。
スプロケットカバーの固定ボルトも外し、カバーを外しました。
まずは清掃します。

「チェーンガイド」清掃。
内側に堆積した油汚れを取り除きます。
私はチェーン給油にエンジンオイルを使っています。
堆積した油汚れは軟らかく、掃除は簡単です。
パーツクリーナーと歯ブラシで簡単に取り除けます。
これが、チェーンルブだと、堆積した汚れは硬く、取り除くのは大変です。

スプロケットの磨耗状態。
それなりに磨耗していますが、まだ使えると判断しました。
ただし、もう5000km位走ったら、再点検したほうが良さそうです。


ドライブスプロケットの清掃点検は完了しましたが、サイドスタンドも清掃点検を行うことにしました。
スタンドのピボット部はたまに給油していますが、分解清掃は一度もしていません。
せっかくの機会なので、合わせて作業します。

サイドスタンドスイッチの取り外し。
シフトペダルはあらかじめ取り外してあります。

取り外したサイドスタンドスイッチ。
チェーンから落ちてきた油汚れでギトギトです。

サイドスタンドスプリングの取り外し。
フックツールで引っ張って外します。

サイドスタンドの取り外し。
ピボットボルト裏のナットを緩めて、と思ったら、既に緩んでいるではありませんか。
点検して良かった。

ピボットボルトの抜き取り。

サイドスタンド取り付けベースの取り外し。
清掃のため、これも外します。
ネジロック剤がたっぷり塗られているので、ボルトの頭をナメないように注意。

取り外したサイドスタンドのピボット部。
当然汚れはありますが、マメに潤滑していたので磨耗は少なそうです。
お掃除します。

スプロケットカバー、サイドスタンドを取り外した状態。
清掃しつつ、よーく観察して点検します。

「清掃は点検なり。」会社で先輩に叩き込まれました。
清掃すれば、部品の脱落や異常に気付くものです。

清掃したサイドスダンドスイッチ。
少し錆が出ていますが、機能上の問題はありません。

清掃した部品一式。
ここからは組み立てです。

ピボットボルトの組み付け。
当然ですが、グリスでしっかり潤滑します。

サイドスタンドスイッチの取り付け。
矢印部、サイドスタンドのピンと噛み合う部分は、グリスで潤滑。

スプロケットカバー。
位置決めのノックピン2個を組み込むのを忘れないように。
忘れてしまうと、クラッチのスレーブシリンダーの取付け位置もずれてしまい、
クラッチのプッシュロッドをピストンが正確に押せなくなってしまいます。

クラッチスレーブシリンダー取付け部のスペーサー。
組み立て時に毎回、向きと角度はどうだったっけ?となる部品です。
サービスマニュアルによると、写真で写っている段差がある面を外側に向ける指示がされています。

スペーサー取り付け角度確認。
このスペーサー、3つの穴の配置角度が微妙にずれています。
スレーブシリンダーの穴と角度を合わせてセットします。
毎回思いますが、本当にややこしい部品です。
外周に目印を付けておく事にします。

マーキング完了。
これで次回分解組み立て時は、少し楽が出来ます。

シフトペダルの取り付け。
このホームページで何回か記事にしていますが、ここの固定ボルトは、
メーカー・車種を問わず緩みやすいです。
定期的に緩んでいないか確認したいボルトです。
「最近、シフト操作がカチッと出来ない」なんて時は、真っ先に点検したい場所です。

整備完了。
カウルを戻し、サイドスタンドスイッチの動作を確認して整備完了しました。
外観も綺麗になりました。

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