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リアブレーキペダル整備 2017/5


自分のバイク、ZX-14Rのリアブレーキを整備します。

少し前に、会社の先輩所有のBMW F650GSの整備をしました。
リアブレーキ周りも整備したのですが、他の人のバイクだけでなく、
自分のバイクも整備しなきゃ!ということで整備します。

リアブレーキペダル・ステップ周辺。
動作させると、よろしくない感触が伝わってきます。
滑らかではない、ザラザラ、ギシギシとした潤滑不足の感触です。
そういえば新車で購入してから、一度も整備していませんでした。

ペダル周りの分解。
分解していきます。
リターンスプリングはフックツールで引っ張って外します。

ブレーキペダルのピボット軸。
明らかに潤滑不足です。乾いた部分があります。
分解するのは初めてですが、そもそも工場組み立て時に
あまりグリスが塗られていないようです。

ブレーキペダルとマスターシリンダーの分離。
写真は割りピンを引き抜く直前です。
割りピンを曲げ戻して引き抜くのですが・・・、
割りピンとセットで組み込まれることが多いワッシャーが入っていません。
カワサキのことなので(失礼)、組み忘れを疑ったのですが、
パーツリストを確認した結果、ワッシャーは入らないことが分かりました。
まあ、なくても致命的な問題にはならないか。

ピン。
全く油っ気がなく、磨耗が始まっています。
工場組み立て時にグリス塗布は指示されてないのでしょうか!?
バイクを新車で買ったら、潤滑を確認しておきたい場所です。
分解しての給油まではしなくても、スプレーグリスを吹いておくだけで、
磨耗は格段に抑えられるはずです。

組み立て
グリスをしっかり塗ります。
割りピンも新品に交換。

ピボット軸のグリスアップ。
がっつり潤滑しておきましょう。
はみ出したグリスは拭き取ります。

一旦、復元完了。
・・・動作させてみると、わずかですが動きに渋さが残っています。
未整備のマスターシリンダーが原因かもしれません。
分解整備してみることにします。

ブレーキフルードの抜き取り。
マスターシリンダーを分解整備する前には、ブレーキフルードを抜き取っておく必要があります。
注射器を接続して、キャリパーからフルードを吸い出してしまいます。
こうしておくと分解時にフルードがあまりこぼれません。

単体にしたマスターシリンダー。

調整状態の測定。
ブレーキペダル高さを、分解前と同じに復元できるように
あらかじめノギスで測っておきます。
測定場所は測りやすい場所ならどこでも良いでしょう。

クレビス、ダストブーツの分解。
ダストブーツは引き抜けば外れます。

ロッド、ピストンの取り外し。
サークリップを外して取り外します。

ロッド・ピストン間の潤滑状態。
グリスは残っていましたが、不足気味でした。

ピストンとカップ。
ピストンは潤滑不足で、当たりが強くなっている部分が見受けられます。
動作時の渋さはここが原因だったかも。
カップのリップ部は、傷などがないか目視で十分点検します。

分解完了。
完全分解の場合は、ピストンからカップを取り外しますが、
今回は交換しないためそのままです。

マスターシリンダー内壁の点検。
傷や腐食を点検します。
問題なし。

組み立て。
ブレーキ用潤滑剤のメタルラバーやシリコングリスを
塗りながら組み立てます。

組み立て完了。

車体への復元完了。
ホース類を復元し、フルードを注いでエア抜きをすれば完了です。
肝心の動作ですが・・・滑らかになりました!
やはり潤滑は大事ですね。

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