タイム測定器はマイコンで製作することにしました。早速マイコンやプログラミングに必要な物を通販で購入しました。
購入したマイコンとインターフェース、ブレッドボード。
手前のゲジゲジみたいなチップがマイコンです。MICROCHIP社のPICマイコンというもので、種類が豊富で入手しやすく価格も安価です。このマイコンの活用例はWeb上に豊富にあり、解説の本も多く出版されています。
マイコンの上にある小箱はPICKIT4というマイコンとパソコンのインターフェースです。パソコン上で作ったプログラムをマイコンに書き込むのに使います。
下に置かれているのはブレッドボードというもので、電子回路を簡単に組み立てることができるものです。内部に電極が通っていて、部品を差し込むことで回路を組むことができます。
ジャンパー線の作成。
ジャンパー線はブレッドボード上の配線に使います。既成品も売られていますが、作ってしまったほうが安いし長さも自由に設定できます。芯線径0.65mmの単線を切り出して両端の被覆を5mmほど剥いておきます。
PICKIT接続用ケーブル。
PICKIT4をブレッドボードに接続するための物です。これがなくても接続はできます。しかし実際にやってみたところ接触不良を起こしやすいので作りました。
動作実験。
ブレッドボード上に回路を作り、パソコンで作ったプログラムをマイコンに書き込みました。スイッチを押すとLEDが点滅を始めるました。
これは初心者向けによく取り上げられるものでLEDをチカチカと点滅させるので「Lチカ」なんて呼ばれます。簡単な回路とプログラムですが、自分で作った回路が動作するのは楽しいものです。
マイコンいじりの第一歩を踏み出しました。次は数字を表示させてみます。