ブレンボ製ブレーキパーツの模造品、いわゆる偽物が流通しています。
命を預けるブレーキパーツ、購入の際はくれぐれもご注意を。
先日、ヤフオクの出品商品を何となく眺めていると、
RCSマスターシリンダーの模造品が出品されていました。
数年前から、キャスティングキャリパーやレーシングマスターシリンダーの
模造品は出品されていましたが、RCSマスターシリンダーの模造品は初めてです。
ここでは、RCSマスターシリンダーについて、ブレンボ製と模造品の違いを書きます。
模造品の写真とはいえ、Webに載っている写真を転載するのは問題がありそうです。
そこで、手持ちの本物のブレンボ製の写真を元に、違いを解説します。
ハンドルクランプボルト
ブレンボ製:黒色の外6角ボルト。
模造品:銀色の内6角ボルト(ステンレス製?)
本体ロゴ
ブレンボ製:浮き出し加工で立体的
模造品:平面(印刷?レーザー刻印?)
レバー位置調整ネジ
ブレンボ製:クリックさせるためのステンレスの薄い板あり
模造品:無し
ブリーダーボルト
ブレンボ製:黒色
模造品:銀色
レバー固定ボルト
ブレンボ製:黒色
模造品:銀色
価格(新品)
ブレンボ製:25,000円~
模造品:~10,000円
最近製造されたブレンボ製品には、ホログラムとID番号が印刷された、
「偽造防止カード」が付属しています。
ブレンボとしても、模造品には相当悩まされているようです。
ブレンボHP「ブレンボの正規品でないバイク用ブレーキ製品を見破る5つの方法」
当HPブレンボ 偽造防止カード
「おっ、安い!」と思って購入したら模造品だった、ということになりかねません。
くれぐれもご注意を!