必要な部品が揃ったので、前後ブレーキを組立てます。
ブレーキシュー。
左が元々付いていた物、右がVesrah製の新品。
元々付いていたシューの厚さは十分に残っていて使えないことはなかったのですが、
結局前後共にVesrah製の新品に交換することにしました。
以前にも書きましたが、40年以上前のシューとベースの接着を信用する気になれませんでした。
組立て開始。
スピードメーターギア、オイルシールを組みます。
メーターギアにはグリスをしっかり塗布します。
オイルシールは新品が購入できました。
カムの組込み。
ここもしっかりグリスアップしておきます。
ダストシール(フェルト製のリングですが)も新品が購入できました。
リンクへの給油。
リンクのピンも摺動部なので当然給油するべき箇所ですが、
ピンをかしめて組立てられているので、分解してグリスを塗ることはできません。
そこでチェーンルブを給油してみました。
スプレー直後はサラサラなのでよく浸透し、
溶剤が乾燥後は固めの潤滑成分が残ってくれます。
雨天走行でもスプレーグリスより長持ちすることを期待です。
アームとカム軸の組立て。
よく見るとポンチマークがあるので合わせます。セレーション組み立てのセオリーですね。
リンク、カム軸の組立て完了。
ブレーキシューの固定部。
割ピンは新品に交換です。
適当な長さに切ってからしっかり曲げておきます。
ブレーキシューへのグリスアップ。
高温になることと強い圧力がかかることから、
ワコーズのスレッドコンパウンドを塗布。
ブレーキシューの組込み。
日付を書いておきました。スプリングは再使用です。
リアのブレーキシュー。
フロント用には付属していなかったスプリングが付属していました。なぜ???
組立て。
フロント同様に組立てます。
組み上がった前後のブレーキ。
いかにも「メカ」という感じで良いです。
トルクロッドは仮組みです。