ウインカーやテールライトは酷い錆やレンズのヒビがあったため、
そのまま使うことは出来ませんでした。
そこでまたヤフオク!で購入した中古品を使います。
ヤフオクで購入したウインカーとテールライトユニット。
落札価格2,000円。送料1,130円。
40年前製造の中古部品です。どの程度使えるかは博打です。
フロントウインカー。
これは当りでした。使えます。
リアウインカーの片側。
これは大外れ!
錆びで膨らんでいて元の部品形状がよく分かりません。
電球も外せませんでした。
長期間浸水していたようです。
テールライトユニット。
これも内部は酷い錆びです。
レンズには極小さいヒビしか無かったので使えます。
拡大。
こりゃまた酷い。水深3cm位だったようです。
ですがこれでも全体としては元々付いていた物よりはマシなのでこちらを使います。
選別した部品。
選別して程度の良い物だけを選び、この後洗浄しました。
ウインカーレンズは6個ありますが、内2個は予備にします。
組立て。
配線を新品に交換して組立てます。
ギボシ端子とバルブ接点は移植して半田付けします。
レンズの取付け。
レンズパッキンは新品が購入出来ました。
防水のために配線の引き込み部をシールしておきます。
レンズの固定ビスの締め付けトルクはほどほどにしないとレンズを割ってしまうので要注意です。
たまには緩んでいないか点検しましょう。
リアウインカーのマイナス接続端子。
リアウインカーはラバーマウントになっていてボディアースに接続出来ないため、
マイナス接続端子が共締めされています。
この配線も新品交換します。
バルブの接続端子への半田付け。
芯線の突き出し長さと半田の量を調整してドーム型にします。
完成したウインカー。
点灯テストもしてあります。
6Vの電球って、12Vの電球よりも明るくなるのが遅いような気がします。
テールライトユニット。
まずは分解です。
錆で反射板の下側が薄くなって欠けています。
錆取り。
ワイヤーブラシやリューターを使って錆びを出来るだけ落とします。
防錆。
シルバーの防錆塗料を塗っておきます。
組立て。
配線は新品交換です。
配線の位置に注意。
レンズのセット。
レンズパッキンは小さいヒビがありますが、一旦使い回します。
次回純正部品発注時に注文してみますが買えるかな?
買えない場合は作るしかありません。
完成。
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レンズパッキンやマウント部のラバーの新品が購入できたので入れ替えます。
新品のレンズパッキン。
こういう部品の供給を継続してくれているのは助かります。
レンズ固定スクリューへのネジ緩み止め剤の塗布。
レンズの固定スクリューを強く締めるとレンズが割れてしまいます。
かといって、あまりに弱いとレンズパッキンの反力もあって緩んでしまいそうです。
そこで、弱強度のネジ緩み止め剤を塗っておくことにしました。
これなら簡単に外せます。
パッキンのズレ。
新しいパッキンを入れてレンズを固定したところ、
パッキンが逃げてずれてしまいます。
溝が浅いのでどうしてもパッキンが逃げてしまうのです。
そこで、
接着。
パッキンを少量の接着剤で接着してしまうことにしました。
マウント部のラバー交換。
Made in THAILAND。
配線の保護。
ステーの板金のエッジに配線が接触していまいます。
パーツリストで確認するとゴム製のグロメットが入るようです。
保護出来ればよいので、整線も兼ねてハーネスチューブに配線を通しました。