CL125 その25 スイングアーム

キャブのインナーパーツが1ヶ月待ちなので、

スイングアームも片付けてしまいます。

現在の状態。

既に色々外されてだいぶ軽くなってます。

全バラにした方が良いのかも。

リアサスの取り外し。

本当は矢印部にワッシャーが入っているはずなんですが。

スイングアームの取り外し。

リアサスを取り外したら次にスイングアームピボットシャフトを引き抜きます。

気合いを入れてナット緩めようとしたら・・・、

ほとんど締まっていませんでした。ったく!!

シャフトの引き抜き。

ところが錆で固着していて簡単に抜けません。

プラハンで叩くとカラーが一緒に抜けてきてしまいました。

フロント周り。

スイングアームとは関係ないですが様子だけ見てみました。

摩擦式のステアリングダンパーを完全に外してみましたが、ステムの動きは渋いです。

これもそのうち整備しなければなりませんね。

きっとこれも開けてビックリな状態が予想されます。

せめて欠品が無いと良いのですが。

取り外したスイングアーム。

ピボットシャフトにカラーが付いてきてしまったので、

共締めされているタンデムステッププレートまで付いてきてしまいました。

固着したカラーの取り外し。

ラスペネを浸透させてからプラハンで叩くと分離できました。

カラーの錆落とし。

スイングアームのブッシュの清掃。

カラーがスムースに回るようになりました。

型式認定の銘板。

明朝体で運輸省。渋いです。

スイングアームの根元に貼り付けてありました。

こういうのって、フレームに貼るものではないんですかねぇ???

トルクロッド取付け部。

「やる気が無いのならバイクいじんな!」

・・・おっとエキサイトしてしまいました。ヒドい割ピンの処理です。

チェーンガードの修正。

少し歪みがあったチェーンガードをスイングアームに合わせて修正します。

チェーンガードの裏側。

チェーンルブでデロデロ、と思ったら違いました。固いです。

削ってみたらブツブツの中身は土でした。

泥汚れがついたままで黒く塗装したようです。

塗る前に掃除くらいしてくれよ。

チェーンガードのタッチアップ。

塗料の剥げた場所をタッチアップしておきます。

チェーンガード仮組み。

無理なく取付けられるようになりました。

トルクロッド取付け部。

割ピンは新品に交換してきちんと折り曲げて処理します。

スイングアームピボット部の組立て。

しっかり潤滑しておきます。

2種類のシールは両方とも新品が購入出来ました。助かります。

スイングアーム取付け前準備。

CL125はスイングアームピボットシャフトにタンデムステッププレートが

共締めされるユニークな構造です。

タンデムステッププレート固定のメネジにタップを通して掃除しておきます。

シールの組込み。

内側のシールはスイングアームを取付ける前に通しておきます。

スイングアームの取付け取付け完了。

1番下のM8のボルトは一旦使い回しです。

目立つ場所なので交換のために新品を購入したのですが、パーツリストが間違っていて、

長さが全く合わないボルトが届いてしまいました。

当時のパーツリスト、結構多くの間違いがあります。

パソコンも無い時代なので仕方のないところでしょう。

リアサス取付け。

リアサスも復元します。

リアサスの上側取付け部。

元々ワッシャーは入っていませんでしたが、パーツリストを確認したところ

やはりワッシャーが入る場所だったので追加です。純正新品が購入できました。

ちなみにこの写真は右側ですが、左側にはワッシャーの代わりにグリップが付くことが

パーツリストで分かりました。センタースタンドをかけるときに

掴む場所がないなあと思っていたら、本来あるべきグリップがなかったのです。

しかし、グリップは販売終了だったので右側同様にワッシャーだけ組んでいます。