CL125 その45 ワイヤー長さ調整

フロントブレーキのワイヤーは何か別車種の物が流用されていました。

アウターの長さは適切でしたが、インナーの長さが少し長すぎるようです。

新品のブレーキシューの現在で調整代をほぼ使い切っているので、

この先ブレーキシューが磨り減ると調整しきれなくなってしまいます。

そこでインナーの長さを少し短縮します。

フロントブレーキのドラム側。

インナーの長さが長すぎるので調整代目一杯です。

まだ5mm位余裕があるじゃん、と思った方もいるかもしれませんが、

本来はゴムブーツが被される部分です。

ちなみに矢印の穴には本来は割ピンが入ります。

ワイヤーの脱落防止なのですが、ワイヤー先端のタイコ形状が長すぎて割りピンを挿入出来ません。

テンションがかかっている限り脱落しませんが、いずれはワイヤー全体を交換したいところです。

ゴムブーツも無いし。

ブレーキレバー側。

こちら側でも目一杯ワイヤーを張っているのでこれ以上は

ワイヤーを張る事が出来ません。

ワイヤーの切断。

切り詰める長さの分だけ切断します。

クニペックスのワイヤーカッターで切断しました。

ペンチでは切りにくいだけでなく、ワイヤーがばらけてしまいます。

点検。

せっかくの機会なのでワイヤーをアウターから引き出して点検します。

錆びもなく状態は良好です。

半田付け準備。

取り外したタイコを半田付けします。

半田付け完了。

右はスロットルケーブルです。

スロットルケーブルも長すぎだったので短縮しました。

ワイヤー取付け。

調整代が確保できました。

スロットルワイヤーの取り回し。

まだ少し長いですが、自然な長さになりました。