またしても細かい作業です。
まずはプラグキャップの交換です。
プラグキャップの干渉。
残課題にも書きましたが、左側気筒のプラグキャップが冷却フィンに干渉してしまいます。
プラグにしっかり刺さってはいますが気に入りません。
こちらは右側。
同じプラグキャップを使用していいますが、こちらは十分すぎるほどクリアランスがあります。
左側はカムチェーンがあるせいで、プラグが深い位置にあるようです。
プラグキャップ比較。
左側が新たに用意したVD05F、右側が今まで使用していたLD05F。いずれもNGK製です。
抵抗値は両方とも5KΩなので電気的には同じです。
装着。
クリアランスが十分確保出来るようになりました。
出っ張りが大きすぎると転倒時に破損させる恐れがあるのであまり好ましくはないのですが、
CLの場合はエキパイの方が外側に張り出しているので問題ありません。
次はエアクリーナーカバーの修理です。
破損した右側のエアクリーナーカバー。
元々修理した痕跡があり、割れた部分をパズルのように接着してありました。
脱着時は注意していたのですが、剥がれてしまいました。
車体側のゴム製のグロメットが硬化していたせいもあります。
裏側。
以前の修理では半田ゴテで溶かしてつなぎ合わせたようです。
修理開始。
欠けた部分を組み合わせ、アセトンを流し込みます。
アセトンを流し込むと樹脂が溶けて溶着されます。
破片がなくなって出来た隙間はプラリペアで埋めておきます。
ガラスクロスでの補強。
つなぎ合わせただけではどうしても強度不足なので補強します。
ガラスクロスをエポキシ接着剤で貼り付けていきます。
つなぎ合わせ完了。
本当は表面をならして塗装するのがベストですが作業は一旦ここまでとします。