このCL125はマフラーのサイレンサーからバッフルが抜かれてしまっていました。
そのせいで排気音が結構ウルサクなってしまっています。
バッフルの抜かれていない純正サイレンサーに戻せばよいのですが、
ヤフオクなどにもほとんど出品されません。
出品されていても腐食が酷くとても使う気になれない物ばかりです。
そこで社外品のバッフルを追加してみます。
購入したバッフル。
外径は35mmです。
うるさすぎる社外マフラーを静かにするのに使われるようです。
外径は数種類のラインナップがありました。
純正サイレンサーへのフィッティング。
中に押し込んで、ボルトで固定する仕組みです。
穴開け。
ドリルで穴を開けます。
固定。
気持ち、静かになりましたがまだかなりウルサイです。
サイレンサーの出口部を少し絞ったわけですが、
本来は中の方まで差し込まれているパイプなどが抜き取られてしまっているため、
どうにも静かになりません。
ウルサイバイク、あまり好きじゃないんですけどね。
音量に関しては目をつぶるとしても、抜けが良くなっている分、
セッティングも薄くなってしまっている可能性があります。
125ccと小排気量なので、アクセル全開付近で高回転で走行することもあるでしょう。
薄いままだと焼き付いてしまう可能性があるので確認しておきます。
早朝の自宅の近くにて。
走ってみてセッティングをチェックしましょう。
取り外したプラグ。
キャブにはキースターのキットを標準値で組んでいますが、
サイレンサーの抜けが良すぎるせいかやはりちょっと薄いようです。
セッティングをふってみます。
フロートチャンバーからのガソリン漏れ。
フロートチャンバーのパッキンは新品ですが漏れてしまっています。
この、チャンバーを針金状のバンドで固定する方法だと
固定力が弱いのかもしれません。
というのも最近のバイクではほとんどビス止めになっているからです。
メインジェットの交換。
ニードルジェットの交換。
キースターのキットには4種類のニードルが付属しています。
インテークマニホールド部への液体ガスケット塗布。
どうもここから2次エアを吸っているようなので処置しました。
というのは、薄かったようなので濃い方にセッティングをふってみてもプラグの焼けがほとんど
変わらなかったためです。また、アイドリング回転数が安定しませんでした。
パーツクリーナーを吹いてみたところ2次エアを吸ってしまっているだったので
液体ガスケットを塗布しました。
挿入しているペーパーガスケットはシートから切り抜いて交換していたのですが、
リークがありました。
再びセッティング変更。
キャブの下に大きな空間があるので、慣れるとキャブを取付けたままでジェット交換ができました。
セッティング確認中。
早朝だと交通量も少なくはかどります。
セッティング完了後のプラグ。
しばらく全開で走った後の状態です。
色々試しましたが、メインジェットを98番(標準95番)にするだけで良い感じになりました。
フィーリング的にもストレス無く走ります。
スロージェット、ジェットニードル、ジェットニードルクリップ位置は標準値のままでした。
フロートチャンバーからのガソリン漏れですが、
チャンバーを固定しなおしたところ直っています。
再発してしまったら液体ガスケットを塗布しましょう。
あまり液体ガスケットに頼りなくないですが。