依頼していたシリンダーヘッドの手直しが完了し、返送されてきました。
返送されてきたシリンダーヘッド。
開梱。
問題だったバルブガイドを早速チェックしましょう。
再度打ち換えられたバルブガイド。
今回はインナーバルブスプリングのガイドもあって大丈夫。
バルブスプリング借り組み。
偏芯することもなく問題なし。
やれやれ、やっとヘッドを組み立てられます。
バルブの当たりチェック。
光明丹をつけてチェックします。
幅約1㎜で均一に当たっているようで問題ありません。
バルブシート側の当たりチェック。
こちらも問題なし。
ノックピンの挿入確認。
今回、ヘッド側は歪み取りのために0.5mmの面研をしました。
研磨をすると当然バリやカエリが出ます。
そのままではノックピンが入りません。
そこで、
バリ・カエリの除去。
バリ取りツールで面取りしつつ除去しておきます。
ステムシールの組み込み。
奥まっていて入れにくいので、ピンセットの助けを借ります。
傷を付けないように先端が樹脂になったピンセットを使用。
ステムシールセット完了。
以前にも紹介しましたが、Ape50用を流用しています。
バルブスプリングシートの組み込み。
忘れずに入れます。
バルブスプリングの組み込み。
バルブコッターの組み込み。
バルブスプリングコンプレッサーを使ってバルブスプリングを圧縮、
バルブコッターを組み込みます。
バルブスプリングの組み込み完了。
燃焼室側。
書き忘れていましたが、プラグホールはタップを通して修正、清掃しています。
カムシャフトへのカムチェーンスプロケット組み付け。
バイスでスプロケを固定して作業します。
もっと大きくてしっかりしたバイスが欲しいところです。
ガレージを建てたら設置しますよ。
ロッカーアーム組み込み。
ロッカーアームシャフトホルダー組み込み。
表面が腐食しているカバー。
これは部品取りエンジンから取り外した物です。
元エンジンの物は表側こそ綺麗だったのですが、
ガスケット面が荒れていて、オイル漏れの原因になっていました。
そこで、部品取りエンジンから外したこちらを使います。
表面の研磨。
あまりにも表面の腐食が酷いので、研磨します。
カバーの組み付け。
新品のガスケットをセットして組みます。
オイル漏れは解消するはず。
ヘッド組み立て完了。