CL125 その95 クラッチケーブル・メーター交換

クラッチケーブルは当時物で、アウターのあちこちにヒビが入っています。

注油はしてみましたが、内部で錆が発生しているようです。

乗れないことはありませんが、ケーブルが引っかかるような感覚があります。

微妙な操作が出来ないので交換します。

入手したクラッチケーブル。

新品ですが、リプロ品のようです。

純正(上)との比較。

純正より40mmほど長いです。

しかし、アウターとインナーの長さの差は同じなので使えそうです。

ケーブル先端のタイコ。

わずかに大きく、エンジン側のホルダーを通すことができません。

タイコの加工。

仕方ないのでタイコの外周を削って直径を小さくしました。

ケーブルを交換した効果は絶大でした。

微妙な半クラッチ操作もやりやすくなりました。

新品のケーブルにはあらかじめ注油してあります。

滑らかな操作が出来る他、錆びの発生も抑えられるので耐久性が段違いになります。

外したケーブルに付いているゴム製の部品。

目的がよく分からず、以前から気になっていました。

気になるので、切開して内側を見させてもらいましょう。

切開した部品。

単純にカバーなんでしょうか???

ケーブルを伝ってくる雨水がタイコ部に付着するのを防ぐとか???

結局目的がはっきりしませんでした。

次は、メーターの交換です。

交換前のメーター。

ひどい色褪せです。

防水も甘くなっていて、結露して曇ってしまうこともよくあります。

奇跡的に新品のメーターを入手できたので交換します。

交換作業中。

新旧の比較。

交換完了。

いやー、新品はやっぱり良い!

長期在庫なので動作が心配でしたが、問題ありませんでした。

内部のグリスなどは古いままなので、本当は取り付け前に

メーター修理専門業者にオーバーホールを依頼するのが良いのですが。

メーターには160km/hまで目盛りがありますが、そんなに出ないでしょう。

表示の通り、4速で引っ張っても120km/hがせいぜいです。

そんなに出しちゃいけない&出したくもないですけどね。