クラッチケーブルは当時物で、アウターのあちこちにヒビが入っています。
注油はしてみましたが、内部で錆が発生しているようです。
乗れないことはありませんが、ケーブルが引っかかるような感覚があります。
微妙な操作が出来ないので交換します。
入手したクラッチケーブル。
新品ですが、リプロ品のようです。
純正(上)との比較。
純正より40mmほど長いです。
しかし、アウターとインナーの長さの差は同じなので使えそうです。
ケーブル先端のタイコ。
わずかに大きく、エンジン側のホルダーを通すことができません。
タイコの加工。
仕方ないのでタイコの外周を削って直径を小さくしました。
ケーブルを交換した効果は絶大でした。
微妙な半クラッチ操作もやりやすくなりました。
新品のケーブルにはあらかじめ注油してあります。
滑らかな操作が出来る他、錆びの発生も抑えられるので耐久性が段違いになります。
外したケーブルに付いているゴム製の部品。
目的がよく分からず、以前から気になっていました。
気になるので、切開して内側を見させてもらいましょう。
切開した部品。
単純にカバーなんでしょうか???
ケーブルを伝ってくる雨水がタイコ部に付着するのを防ぐとか???
結局目的がはっきりしませんでした。
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次は、メーターの交換です。
交換前のメーター。
ひどい色褪せです。
防水も甘くなっていて、結露して曇ってしまうこともよくあります。
奇跡的に新品のメーターを入手できたので交換します。
交換作業中。
新旧の比較。
交換完了。
いやー、新品はやっぱり良い!
長期在庫なので動作が心配でしたが、問題ありませんでした。
内部のグリスなどは古いままなので、本当は取り付け前に
メーター修理専門業者にオーバーホールを依頼するのが良いのですが。
メーターには160km/hまで目盛りがありますが、そんなに出ないでしょう。
表示の通り、4速で引っ張っても120km/hがせいぜいです。
そんなに出しちゃいけない&出したくもないですけどね。