父が乗っていたバイクについて詳しく調べてみました。
結果は推測になりますが、ホンダの「C115S」というモデルだったようです。
別冊MOTOR CYCLIST、2010年6月号。
ホンダのスポーツカブの50周年記念特集記事が掲載されています。
ヤフオク!で約3,000円で購入しました。
元の価格は840円ですが、9年間の保管料と考えれば適価でしょう。
お目当ての記事。
父が乗っていたのはやはり、「C110S」か「C115」のようです。
じっくり比較してみましょう。
雑誌掲載の1961 「C110S」。
こちらは父が乗っていたバイク。
アップタイプマフラー、シングルシート、リアキャリアが一致します。
左側面。
同じく左側面。
モノクロ写真ですが、雑誌掲載モデルと同じようにメッキタンクが光っているのが確認できます。
「C110S」で確定、と思ったのですが、少し違う部分がありました。
雑誌掲載モデルには、フロントフェンダー先端にホンダのウイングマークエンブレムが
取り付けられています。
しかし、父のバイクにはそれがなく、代わりに原付2種を示す白い帯があります。
リアフェンダー後部に、原付2種を示す三角マーク▽がかろうじて確認できる他の写真もありました。
父のバイクが原付2種登録だったとすると、C110Sは49ccだったようなので、
つじつまが合いません。
届出を50cc越として、2種登録にするという可能性もゼロではないですが。
1961「C115」。
こちらはダンデム可能な55ccモデルだったそうです。
タンデムステップがスイングアームにあります。
ここで、父のバイクの写真をあらためてよーく見直してみると、タンデムステップが付いていました。
2種登録だったことを考えると、こちらのモデルだったようです。
雑誌記事からの推測になってしまいますが、末尾に「S」が付くとキャリア付きモデルになるようです。
また、写真掲載はありませんでしたが、「C115S」というモデルも存在したようです。
どうやら、結論としては「C115S」というモデルだったようです。
気長に探していきましょう。