建築模型製作その4 屋根製作・開口部追加・シャッター製作

壁を起こしたので、屋根を作ります。

屋根の構造は複雑で、材料の種類、数量ともに多く苦労しました。

しかし模型で作ってみることで、雨水が浸入しやすそうな部分に気付くことができました。

模型とはいえ、実際に作ってみることは大事ですな。

屋根の「ケラバ」部分の製作中。

屋根の壁から張り出した部分、「ケラバ」を構成する部材は複雑です。

最近建てられた住宅では、ケラバの出がない物件を結構見かけます。

市販のキットガレージも同様で、ケラバの出がないものが少なくありません。

ケラバを無くすと現代的に見えるのも理由の1つでしょうが、

複雑な構造のケラバを省略して、コストダウンにつなげるのが目的の1つでしょうか???

屋根の完成。

ふう、大変でした。

拡大。

長野県では雪が降り積もります。

屋根は、その重みに潰れずに耐えなければなりません。

では、何センチの積雪に耐える必要があるかというと、市役所のホームページに記載があります。

松本市の私の住む場所では、78cmでした。

この値と、材料のピッチ、スパンなどを元に使用する材料の寸法を決定しました。

窓の開口部製作。

本来の順番と違ってしまいましたが、窓の開口部を追加製作。

場所は南側の壁面上部、シャッターの上側です。

窓を作りながらも、その位置、大きさ、種類は悩んでいます。

一見、窓から日光が入るのは良さそうですが、ガレージとしては良い面ばかりではありません。

バイクの色褪せ防止には、日光は入らない方が良いでしょう。

防犯上も、窓の開口は小さいほうが有利です。

一方で、暑いときの換気のためには、大きく開放できる窓が役立ちそうです。

こちらは換気扇取付部。

北側の壁面上部です。

夏場、ここから、室内上部の熱い空気を排気させる狙いです。

シャッターの製作。

プラ板にスリットを刻みます。

シャッターレール。

三和シャッターHP掲載の技術資料を参考に、できるだけ現物に忠実に製作。

シャッターユニット完成。

シャッターを巻き取って格納するボックスも製作しました。

シャッター枠の取付け。

シャッターレールの取付け。

シャッターの取り付け完了。

設計に無理がある部分発見。

南側の窓枠と、シャッターボックスが重なってしまいました。

窓の高さをもう少し低い物に変更することにします。

シャッターの格納ボックスって、意外に大きく邪魔なものですな。

次は、ドアを製作します。