松本城周辺には、博物館や資料館があります。
今回紹介するのは、「はかり」の資料館です。
「はかり」というと、重さを量る「はかり」が連想されます。
しかしこの資料館では、重さだけでなく、長さや容積をはかるための器具も展示されています。
松本市はかり資料館。
入館料は大人200円と安いです。
館内の様子。
こちらは長さをはかる道具です。
「挟み尺」、木製ノギスですね。
こちらは容積をはかる枡です。
江戸時代、年貢の取立てには大き目の枡を、
分配や販売には小さ目の枡を使った権力者もいたとか。
ヒドイ事しやがりますな。
重さをはかる、はかり。
上皿天秤の展示もありました。
デジタル式のはかりが普及している今、
今でも学校で上皿天秤の使い方を習うんでしょうか!?
裏手にある蔵。
ここは主に養蚕業で使われたはかりが展示されています。
かつては長野県でも養蚕が盛んだったそうです。
「竹内式雌雄選別器」。
蚕の雄と雌のわずかな質量の違いを測定して、
分別するための専用のはかりだそうです。
ヒット商品だったそうです。
この資料館、こじんまりしていますが、楽しめます。
見学所要時間は1時間位でしょうか。