(2019/5掲載)
古くて珍しい時計の博物館です。
場所は、松本城から南へ500mほどの位置にあります。
別に紹介のバイクが駐車可能な大手門駐車場からも300mほどです。
この博物館の素晴らしいところは、時計を出来るだけ動作させていることです。
やはり機械は動かしてあげるのが一番です。
博物館外観。
巨大な振子時計がシンボルです。
1Fの展示。
珍しい時計が並んでいます。
金魚鉢型、なんてのもありました。
印籠時計。
「この時計が目に入らぬか!」
江戸時代の時計製作の手引書。
よく見ると、寸法なども記入されています。
ガラス内の展示なので無理ですが、他のページも見たかったです。
和時計。
江戸時代の日本製です。
この頃の時計は、重りの力で駆動させる物だったようで、
本体下部に重りが吊り下げられています。
大型置時計。
動力はぜんまいで、振子式です。
蓄音機の視聴。
時計と共に、蓄音機も展示されています。
訪れたこの日は、視聴をすることができました。
初めて聴きましたが、結構大きな音がします。
ノイズは大きく、高い音も低い音もあまり出ませんが、優しい音色でした。
操作と説明をされた方によると、蓄音機の音は、心地良くて眠気を誘う音色だそうです。
1時間ほどの視聴会を行うことがあるそうですが、聴いているほとんどの人が
居眠りをしてしまうそうな。
蝋管式蓄音機。
エジソン発明の初期の蓄音機です。
特別に再生して頂きました。
音はノイズがかなり大きく、現在ではちょっと聴ける音質ではないかも。
蓄音機本体は壊れても修理できるそうですが、音源となる蝋管(ベークライト製との説明でした)は、
落としたりすると割れて壊れてしまうため、貴重とのことでした。
珍しい時計の数々。
この中でも珍しいのは、
振子飛球置時計。
振子の動作は、一見の価値ありです。
是非現物をご覧下さい!
2019/5現在、観覧料金は大人300円でした。
さすがは市営、安いです。