購入した時点で装着されていたタイヤは2010年製造のダンロップのα-12です。
この記事を書いているのは2014年なので4年落ちということになります。
極端に古いわけでもなく溝もあるのでそのまま乗っていましたが、
元気よく走るには新しくはないことから不安が無くは無いので交換してしまうことにしました。
ちょっともったいない気もしますが、タイヤはケチると酷い目に合いそうなので交換します。
バンク中の安心感が欲しい、遠出しない、車体軽い、寒いときはお山に行かない、雨の日は乗らない、
ということでハイグリップタイヤを選択します。
候補としては、現在装着中の後継モデルであるダンロップのα-13、
ブリヂストンのBT-090(PRO)があがりました。
今と同じ系統のタイヤでは面白くないこと、同時に購入するZX-14R用のタイヤはダンロップを選択したことから、
ブリヂストンのBT-090に決定しました。
通販で届いたタイヤ。
ZX-14R用のタイヤと同時購入なので4本まとめて送られてきました。
価格はフロント用の110/70HR17TLが12,200円、リア用の140/70HR17TLが16,400円でした。
もっと積み上げればリアルビバンダムになりそうです。
タイヤ交換開始。
ホイールを外しました。ここからエアバルブのムシを抜いてエアを抜き、
ビードを落としてタイヤを外します。
タイヤ交換作業自体はR1-Z固有の作業が有るわけでは無いので
こちらをご覧下さい。
ちなみにR1-Zにはセンタースタンドは無いわけですが、
パンダジャッキ1個あれば前後共にホイールを外すことが出来ます。
ホイールベアリングのチェック。
ホイールを外したついでにホイールベアリングに不具合がないかチェックします。
最近交換したばかりなのでガタや固着は無く正常でした。
オイルシールも効いています。
ハブダンパーのチェック。
ホイールを外さなくても点検できますが、ついででリアのハブダンパーも点検しておきます。
こちらはダンパーが痩せてしまっていてガタガタです。
目印がずれている長さがガタです。新品を注文して後日交換することにします。
フロントホイールのバランスウエイト。
ウエイトの重量は10gでOKでした。10g1個を貼り付けると
収まりが悪いので5gを2個貼り付けました。
リアホイールのバランスウエイト
フロント同様10gでバランスしました。
交換完了。
さすがに柔らかいタイヤです。爪を押し付けてみても柔らかいので深くめり込みます。
交換が終わったら軽く走りに行きたかったのですが、
雨が降ってきてしまいました。インプレ等はまた今度。
(タイヤのインプレをきちんと出来る感覚は持ち合わせていませんが・・・)
外したタイヤ。
まだ溝も結構残っているし、待ち乗り程度ならまだ使えるんでしょうけど交換しました。
万が一「ズサーーー!」となったとしても「ああ、タイヤ交換しとけば良かった・・・」と後悔はしなくて済みますな。
(追記)
お山を走ってきましたのでBT-090のインプレを少々。空気圧は標準値、気温は15~20℃位でした。
意図したライン通りに素直に曲がります。曲がらない、切れ込むなどの癖は感じられず全く素直なタイヤです。
旋回中のベッタリしたグリップ感を期待していたのですが、そこまで強いグリップ感は無いかな。
かといって、不安感は全くありません。
ハイグリップタイヤですが、思ったより軽快な操縦性のタイヤ、という印象を受けました。
減りは早そうですが、ロングツーリングはZX-14Rに乗っていくので問題ありません。
・・・うーむ、タイヤのインプレはやっぱり難しい。