R1-Z(その60・・・純正サイレンサーを分解してみる)

純正サイレンサーの中身はどうなっているのでしょうか?

捨てる予定の傷んだサイレンサーを分解してみることにします。

純正サイレンサー、工具、保護具。

簡単に分解できる構造でないことは分かっているので、

グラインダーで切断してしまいます。

グラインダーは危険度が高い工具です。

身体の部品交換はできないので、使用時は保護具を必ず着けましょう。

切断完了。

サイレンサーの開きの出来上がり。

サービスマニュアルでも「カーボンサイレンサ」と銘打っていますが、

カーボンは表面の薄皮1枚だけで、中身はスティール製です。

メーカー純正品は、強度、耐久性が求められるので頑丈な作りです。

グラスウール。

わずかですがグラスウールが使われていました。

手前は取り出した破片です。

ここであまり消音しているように思えません。

完全に溶接された構造の奥なので、交換は実質不可能でしょう。

ただ、車両装着中の物も、うるさくなってきているとは

あまり思わないので、その必要性はないのですが。