純正サイレンサーの中身はどうなっているのでしょうか?
捨てる予定の傷んだサイレンサーを分解してみることにします。
純正サイレンサー、工具、保護具。
簡単に分解できる構造でないことは分かっているので、
グラインダーで切断してしまいます。
グラインダーは危険度が高い工具です。
身体の部品交換はできないので、使用時は保護具を必ず着けましょう。
切断完了。
サイレンサーの開きの出来上がり。
サービスマニュアルでも「カーボンサイレンサ」と銘打っていますが、
カーボンは表面の薄皮1枚だけで、中身はスティール製です。
メーカー純正品は、強度、耐久性が求められるので頑丈な作りです。
グラスウール。
わずかですがグラスウールが使われていました。
手前は取り出した破片です。
ここであまり消音しているように思えません。
完全に溶接された構造の奥なので、交換は実質不可能でしょう。
ただ、車両装着中の物も、うるさくなってきているとは
あまり思わないので、その必要性はないのですが。