ヤフオクで購入したR1-Zですが、右側に派手に転倒した履歴があり、
サイレンサーも削れて錆びてしまっています。
新品は既にメーカー販売終了、ヤフオクでも同様に痛んでいるものの出品ばかりなので、
現状の物を出来るだけ直して見栄えを良くしてみたいと思います。
傷んだサイレンサー。
まずはドリルでブラインドリベットの中心を削って取り外します。
カバーの部分の取り外し。
リベットを取り外したら、プラハンで徐々に叩いてカバーを取り外します。
取り外し完了。
叩いたり曲げたりして、出来るだけ矯正します。
削れてしまった部分の処理。
錆取り後、シルバーの錆止め塗料を塗っておきます。
カバーの復元。
ここがこの記事の肝です(大したことではないのですが)。
カバーを90度時計回りに回して取り付け、削れた部分が目立たないように下向きにします。
ブラインドリベットで固定。
R1-Zのサイレンサーのブラインドリベットは、一般的な物よりもフランジ径が大きいです。
そこで同様の物を使用しました。
ブラインドリベット比較。
左が今回新たにカシメた物。右が純正です。
直径はほぼ同じですが、今回使用したリベットは少し厚く出っ張っています。
2本修理して車両へ取り付け。
下側サイレンサーは表面のカーボン部分が削れてしまっていて、修復出来ませんでした。
仕方ないので、錆を落として錆止め塗料だけ塗っています。
黒に塗ればもっと目立たなくなりますのでそのうち塗りましょう。
修理前後比較。
バンドも中古の程度の良いものに交換して少しは見られる状態になりました。
後ろから。
「3XC YAMAHA」の刻印の向きが90度回っているので、
詳しい人が見るとオヤッ!?と思うはずです。