バイクや車の整備で、ガソリンやクーラントなどのホースを外すと、それらが漏れ出てしまうことあります。
そんな時に役立つのがこのクランプです。
ホースを潰して一時的に流れを止めます。
先日行ったZX-14Rのヘッドカバーガスケット交換でも、リザーバータンクホースを外すときに活躍しました。
使用頻度は高くないのですが、あると便利な工具なので紹介してみます。
フューエルホースクランプ。
これはスタビレー製ですが、同様の物が数社から販売されています。
スタビレーでの正式名称は「フューエルホースクランプ」ですが、燃料ホース以外にも当然使えます。
ZX-14Rでの使用例。
ラジエターとリザーバータンクをつなぐホースをクランプしています。
外す前にクランプしておけば、クーラントの漏れを最小限にできます。
四輪車のISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)清掃時の使用例。
バルブに接続されたホースを取り外す時、クーラントを漏らさないために使いました。
INとOUT1本ずつ2本のホースがあるので、2個同時使用です。
2個のうち1個の刻印。
W.-Germany、「西」ドイツ!
若い人にとっては歴史上の国名でしょうね。