ステー類を製作する時に、アルミの板材やアングル材をよく利用します。
当然ながら材料を切り出す必要があるのですが、
金属切断の工具というと、真っ先に思い浮かぶのは弓鋸だと思います。
学校の実習などで使った人も多いことでしょう。
ですが、バイスで固定した丸棒なんかを全身の力をこめてゴイゴイ切るには良いのでしょうが、
アルミ板などを気軽に切るにはあまり向いていないように思います。
基本的に両手で持つことを想定しているので、材料を片手で押さえておいて切るのには向いていません。
また、切断長さが長くなると、フレームがじゃまになります。
金物屋で弓鋸代わりを探していたところ、良い物を見つけました。
メジャーなどで有名な?、タジマ製のスマートソーというものです。
タジマ製のスマートソー。
グリップと刃を別々に購入して組み合わせて使用します。
グリップは形状や色が選べます。
カーブしていて刃の角度が変更出来るグリップを選択しました。
角度変更部分。
刃とグリップの角度をワンタッチで3段階に変更可能です。
まあ、あまり頻繁に変更するものでもないですが。
刃の交換。
刃はネジを緩めると簡単に交換できます。
取付けているのはアルミが切断可能な刃ですが、
廻挽き用の細い刃、木材用の粗い刃などのラインナップがあります。
片手でも握りやすいので、ちょっとしたステーなどを作るのには弓鋸よりも断然使いやすく感じます。
アサリが小さめなので切断面も曲がりにくいように思います。
・・・しかし、流行だからって何でも「スマート」ってついた商品名にするのはどーよ・・・?