廃オイル缶をトレーに加工・再利用 2020/4

新型コロナウイルスの影響で、自宅で退屈な日々を過ごされている方も少なくないかもしれません。

私もその1人です。

先週はホームベーカリーで生地を作り、ピザを焼きました。

昨日は鶏モモ肉を買ってきて、串に刺して焼き鳥を焼いてみました。

しかし、色々料理をしてみても、いかんせん日中は外出もあまり出来ず退屈です。

そこで退屈しのぎに廃オイル缶をトレーに加工しました。

退屈しのぎのネタになるかも?ということで紹介してみます。

以前作ったことがあるのですが、紹介も兼ねての再製作です。

工具箱で使用中のトレー。

小物を分けて収納するのに便利に使っています。

取り出したトレー。

ご覧の通り、廃オイル缶を加工した物です。

裏返してみたら、作った日付が書き込んでありました。

その日付は何と1999年!、今から20年以上前でした。

作り方は、廃オイル缶を切って、エッジを折り曲げるだけです。

エッジを折り曲げるのは、手を接触させて怪我をしないためと、強度をかせぐためです。

以前作ったこのトレーでは、切断したエッジは内側に折り込んであります。

しかし、内側に折り込むのは大変なので、今回は外側に折り曲げてみます。

材料の4リッターの廃オイル缶。

あらかじめ洗剤で洗ってあります。

私の場合、最近は20リッター入りのペール缶でオイルを購入しているので、

4リッターの廃オイル缶は発生しません。

そこで、ホームセンターに食料品を買いに行ったついでにピットコーナーで貰ってきました。

空き缶の処理はピットコーナーでも面倒らしく、どうぞどうぞお持ち下さい、とのことでした。

切断、折り曲げ位置の線の記入。

油性サインペンで切断位置と折り曲げ位置に2本の線を引きます。

2本の線の間隔は約3mmです。

切断準備。

大型カッターと作業用手袋です。

オイル缶に使われている鋼板は薄いので、カッターで切断できてしまいます。

作業はくれぐれも安全第一、作業用手袋を必ず着用しましょう。

ただし、安全上一番大事なのは刃の向かう先に手を出さないことです。

それさえ守ればカッターでケガをすることはないはず。

子供の頃、父に教えられたっけ。

切断完了。

出来るだけ切断面がささくれないように切ります。

切断面のペーパーがけ。

エッジは折り曲げるとはいえ、作業中に危険でもあるのでペーパーで丸めておきます。

エッジの折り曲げ。

ペンチやラジオペンチを使って、エッジを外側に折り曲げていきます。

ここで問題になるのがコーナー部です。

どうしても曲げにくく、単純に折り曲げていくと裂けてしまいます。

そこで一旦コーナー部を大きく拡げておき、少しずつ曲げるようにするとうまくいきます。

曲げ終わったエッジ部。

これで安全です。

強度も少しアップ。

完成。

・・・さて、何を入れましょうか。

実は今、必ずしも必要ではなかったりします。

2時間ほどの退屈しのぎになりました。

以前作った深いタイプ。

ドブ浸けタイプのキャブレタークリーナーにキャブを浸ける際、

手頃な深めの容器が無かったので作りました。

ボールなど他の容器では径が大きく、キャブレタークリーナーを大量に使わないと

キャブ全体が浸からないので作りました。

退屈な方は、廃オイル缶があったら、作ってみるのはどうですか?

ただし、100円均一ショップへ行けば、ステンレス製の同じようなサイズのトレーが買えます。

わざわざ廃オイル缶で作らんでも、との声も聞こえてきそうです。

でも、退屈しのぎにもなるので良いのです。

作られる方はくれぐれも安全第一でどうぞ。

カッターで手をざっくり切ってしまったら大変です。