鳥取と島根は、通過さえしたことがなく、完全に未踏の地です。
・・・率直なところ、よく分からん!
左右(東西ね)、どっちが鳥取で、どっちが島根かよく分かりません。
「鳥取」という字も、手書きだと「取鳥」と書きそうになるし。
鳥取、島根の皆さん、見ていたらすみません、悪気はないのですが、
ホントにあまり知らないのです。
2016年10月に奈良県を走破し、全国47都道府県で未走破は残り5県となっていました。
今回はそのうちの4県、鳥取、島根、広島、岡山へ行きます。
自分のルールでは単純な通過は走破したことにしていません。
なので九州や四国のツーリングの時に何回か経由していても、広島、岡山は未走破扱いです。
鳥取、島根と合わせて、一気に走破しましょう!
今回のルート(クリックで拡大)。
大阪から中国道、鳥取道を経由して鳥取、島根へ。
広島へ南下、しまなみ海道で四国愛媛へ。
香川へ行き、瀬戸大橋で岡山へ。
3泊4日、1900kmのツーリングとなりました。
新旧のツーリングマップル。
新調しました。
バイクにナビは取り付けてありますが、やはりツーリングマップルは必需品です。
手持ちは2004年版、以前四国へツーリングに行った時に購入したものでした。
それからもう一回り以上の年月が経っていたのでした。
すぐに古くなっちゃいますな。
朝5:30、出発。
未明の雨はピタリと止みました。
最近、ツーリング中に雨に降られた記憶がありません。
本厄なのにツイてます。
中国自動車道 加西SA。
中央道、名神を経由してきました。
コロッケで軽く燃料補給。
観光地はなぜにコロッケを売るのか?
鳥取砂丘到着。
あれ?リフトが動いています。スキー場でもないのに???
鳥取砂丘。
おお、辺り一面の砂、砂丘じゃ!
草地と水溜り。
辺り一面、砂かと思ったら違うのでした。
・・・鳥取砂丘、一度行けば十分です。
魚見台。
鳥取砂丘を後にして、島根へ向かいます。
ツーリングマップル掲載の魚見台です。
すばらしい景色、すばらしい天気。
鳥取県北栄町のジェラート店、GAGA(ガガ)にて。
美味しかった!いや、本当に。
私、機械ばっかりいじっていますが、
学生の時はジェラート屋でアルバイトしていた時期があります。
「え、オマエがっ!?ありえね~よ!」とよく言われますが、
接客・盛付けではなくて、厨房の製造担当でした。
製造は重さ20kgの脱脂粉乳の袋とかを扱うので、男性でないと厳しいのです。
これでもかとジェラートを作って食べていたので、
ジェラートの味にはちょっとうるさいのです。
鳥取・島根県境にかかる江島大橋。
少し前にテレビ放映されていた軽自動車のCMで
「ベタ踏み坂」として登場した坂(橋)です。
CM中では急坂として取り上げられていますが、実際はどうということのない坂でした。
遠くから望遠レンズで撮ると、圧縮効果で坂がそびえ立っているようにみえるだけです。
4st50ccだと確かにつらいでしょうが、もっと厳しい坂道はいくらでもあります。
ふるさと森林公園キャンプ場。
今夜のお宿、島根県出雲市のキャンプ場に到着です。
宍道湖を望む高台にあります。
キャンプサイト。
キャンプ場内の道路のすぐ脇がキャンプサイトになっていて、
バイクは道路に縦列駐車します。
テントとの距離が近く、安心・便利です。
料金は1,260円でした。
北海道のキャンプ場と比べると安くはありませんが、
よく整備されていてお勧めできるキャンプ場です。
空港と電車の音が遠くに聞こえますが、気にならないレベルです。
きまち湯治村大森の湯。
キャンプ場からバイクで10分の距離にあります。
テント設営後、入浴に訪れました。
ああ、固まったお尻がほぐれていく~♪
夕食。
入浴後、近くのスーパーで買出し、キャンプ場に戻って夕食です。
まずはいつもどおりシシトウを焼きます。
めざしも美味しかった!
とびうおの刺身。
珍しい、半額、ということで買ってみました。
アジの刺身に似たシンプルな味わい。
「大山ハム」のウインナー。
ツーリング中は、できるだけその地元の食材を食べたいものです。
「大山ハム」は地元鳥取のメーカーだそうです。
普通に美味しかったです。
焼いてブラックペッパーをふって食べれば、ビールが止まりません。
すっかり酔っ払いました。
ではまた明日。
本日の走行距離740km。
・
・
・
朝食。
パスタを茹でて簡単に済ませます。
ご飯を炊くより簡単なので、最近はパスタをよく茹でています。
出雲大社の鳥居。
今回のツーリングの目的地の1つ、出雲大社へ来ました。
朝早いので人通りはまばらです。
拝殿。
大きなしめなわがあります。
これぞ出雲大社、ですが神様のお住まいのご本殿はこの後方です。
ご本殿。
正面へ行くことは出来ないので、横から眺めます。
出雲大社、正直あまりピンとこなかったです。
旧JR大社駅舎。
出雲大社からバイクで5分ほど、廃線になった大社線の駅です。
駅舎がそのまま保存されています。
出雲大社を模して建設されたそうです。
なかなかおもむきがありますな。
地元の昔の長野駅舎を思い出しました。
長野駅舎は善光寺を模して作られたのです。
駅の構内。
自由に見学できます。
D51が保存展示されていますが、保存状態はあまりよくありません。
全国あちこちでSLの保存展示は見かけますが、
塗装がはげたり、錆びたり、部品が盗られてしまったりと、
きれいな状態で保存されいるのはあまり見かけません。
やっぱり機械は使い続けてあげるのが一番です。
尾道にて。
島根をあとにして、広島県尾道市に来ました。
有名ですが、本当に坂の町です。
海と山の間に道路と鉄道が通っていて、
山に張り付くように家が建っています。
立ち寄った尾道ラーメン店「尾道めん家 山崎」。
線路の脇、民家の一部が店舗です。
たまたま見つけたので入ってみました。
ラーメン550円。
このお店、メニューはこの1品のみです。
美味しかった!
散策。
昼食も食べたので、少しだけですが街を歩いてみます。
本当に坂だらけの街です。
配達の人は大変でしょうね~。
不在で再配達になったらたまりませんわ。
坂の上から街を眺めます。
手前の建物は天寧寺というお寺の三重塔です。
尾道、なかなか面白いです。
じっくり訪れたい街です。
フェリー乗り場。
尾道をあとにして、四国愛媛へ向かいます。
普通に行くなら、しまなみ海道の橋を渡っていくところです。
しかしそれではつまらないので、近くの向島へはフェリーで渡ることにしました。
フェリーといっても向島までは距離にして数百メートルです。
「日本一短い船旅!」の看板が出てます。
料金は人とバイクと合わせて110円でした。
フェリーの到着。
対岸から到着です。
乗客が続々と降りてきます。
生活の足ですな。
乗船。
一般的なフェリーだと、バイクをロープでがっちり固定しますが、
このフェリーではそんなものはありません。
乗るだけです。
この辺りはサイクリングコースらしく、チャリダー多数です。
対岸へ到着。
時間にして5分ほどです。
フェリーといっても色々あるものですな。
乗ってきたフェリー。
中央に写っているのがそうです。
一日に何十往復もするんでしょうね。
尾道が坂の町であることもよく分かります。
しまなみ海道。
向島からしまなみ海道を経由して四国へ向かいましょう。