中国・四国(2017/6/2-5)鳥取~島根~広島

鳥取と島根は、通過さえしたことがなく、完全に未踏の地です。

・・・率直なところ、よく分からん!

左右(東西ね)、どっちが鳥取で、どっちが島根かよく分かりません。

「鳥取」という字も、手書きだと「取鳥」と書きそうになるし。

鳥取、島根の皆さん、見ていたらすみません、悪気はないのですが、

ホントにあまり知らないのです。

2016年10月に奈良県を走破し、全国47都道府県で未走破は残り5県となっていました。

今回はそのうちの4県、鳥取、島根、広島、岡山へ行きます。

自分のルールでは単純な通過は走破したことにしていません。

なので九州や四国のツーリングの時に何回か経由していても、広島、岡山は未走破扱いです。

鳥取、島根と合わせて、一気に走破しましょう!

今回のルート(クリックで拡大)。

大阪から中国道、鳥取道を経由して鳥取、島根へ。

広島へ南下、しまなみ海道で四国愛媛へ。

香川へ行き、瀬戸大橋で岡山へ。

3泊4日、1900kmのツーリングとなりました。

新旧のツーリングマップル。

新調しました。

バイクにナビは取り付けてありますが、やはりツーリングマップルは必需品です。

手持ちは2004年版、以前四国へツーリングに行った時に購入したものでした。

それからもう一回り以上の年月が経っていたのでした。

すぐに古くなっちゃいますな。

朝5:30、出発。

未明の雨はピタリと止みました。

最近、ツーリング中に雨に降られた記憶がありません。

本厄なのにツイてます。

中国自動車道 加西SA。

中央道、名神を経由してきました。

コロッケで軽く燃料補給。

観光地はなぜにコロッケを売るのか?

鳥取砂丘到着。

あれ?リフトが動いています。スキー場でもないのに???

鳥取砂丘。

おお、辺り一面の砂、砂丘じゃ!

草地と水溜り。

辺り一面、砂かと思ったら違うのでした。

・・・鳥取砂丘、一度行けば十分です。

魚見台。

鳥取砂丘を後にして、島根へ向かいます。

ツーリングマップル掲載の魚見台です。

すばらしい景色、すばらしい天気。

鳥取県北栄町のジェラート店、GAGA(ガガ)にて。

美味しかった!いや、本当に。

私、機械ばっかりいじっていますが、

学生の時はジェラート屋でアルバイトしていた時期があります。

「え、オマエがっ!?ありえね~よ!」とよく言われますが、

接客・盛付けではなくて、厨房の製造担当でした。

製造は重さ20kgの脱脂粉乳の袋とかを扱うので、男性でないと厳しいのです。

これでもかとジェラートを作って食べていたので、

ジェラートの味にはちょっとうるさいのです。

鳥取・島根県境にかかる江島大橋。

少し前にテレビ放映されていた軽自動車のCMで

「ベタ踏み坂」として登場した坂(橋)です。

CM中では急坂として取り上げられていますが、実際はどうということのない坂でした。

遠くから望遠レンズで撮ると、圧縮効果で坂がそびえ立っているようにみえるだけです。

4st50ccだと確かにつらいでしょうが、もっと厳しい坂道はいくらでもあります。

ふるさと森林公園キャンプ場。

今夜のお宿、島根県出雲市のキャンプ場に到着です。

宍道湖を望む高台にあります。

キャンプサイト。

キャンプ場内の道路のすぐ脇がキャンプサイトになっていて、

バイクは道路に縦列駐車します。

テントとの距離が近く、安心・便利です。

料金は1,260円でした。

北海道のキャンプ場と比べると安くはありませんが、

よく整備されていてお勧めできるキャンプ場です。

空港と電車の音が遠くに聞こえますが、気にならないレベルです。

きまち湯治村大森の湯。

キャンプ場からバイクで10分の距離にあります。

テント設営後、入浴に訪れました。

ああ、固まったお尻がほぐれていく~♪

夕食。

入浴後、近くのスーパーで買出し、キャンプ場に戻って夕食です。

まずはいつもどおりシシトウを焼きます。

めざしも美味しかった!

とびうおの刺身。

珍しい、半額、ということで買ってみました。

アジの刺身に似たシンプルな味わい。

「大山ハム」のウインナー。

ツーリング中は、できるだけその地元の食材を食べたいものです。

「大山ハム」は地元鳥取のメーカーだそうです。

普通に美味しかったです。

焼いてブラックペッパーをふって食べれば、ビールが止まりません。

すっかり酔っ払いました。

ではまた明日。

本日の走行距離740km。

朝食。

パスタを茹でて簡単に済ませます。

ご飯を炊くより簡単なので、最近はパスタをよく茹でています。

出雲大社の鳥居。

今回のツーリングの目的地の1つ、出雲大社へ来ました。

朝早いので人通りはまばらです。

拝殿。

大きなしめなわがあります。

これぞ出雲大社、ですが神様のお住まいのご本殿はこの後方です。

ご本殿。

正面へ行くことは出来ないので、横から眺めます。

出雲大社、正直あまりピンとこなかったです。

旧JR大社駅舎。

出雲大社からバイクで5分ほど、廃線になった大社線の駅です。

駅舎がそのまま保存されています。

出雲大社を模して建設されたそうです。

なかなかおもむきがありますな。

地元の昔の長野駅舎を思い出しました。

長野駅舎は善光寺を模して作られたのです。

駅の構内。

自由に見学できます。

D51が保存展示されていますが、保存状態はあまりよくありません。

全国あちこちでSLの保存展示は見かけますが、

塗装がはげたり、錆びたり、部品が盗られてしまったりと、

きれいな状態で保存されいるのはあまり見かけません。

やっぱり機械は使い続けてあげるのが一番です。

尾道にて。

島根をあとにして、広島県尾道市に来ました。

有名ですが、本当に坂の町です。

海と山の間に道路と鉄道が通っていて、

山に張り付くように家が建っています。

立ち寄った尾道ラーメン店「尾道めん家 山崎」。

線路の脇、民家の一部が店舗です。

たまたま見つけたので入ってみました。

ラーメン550円。

このお店、メニューはこの1品のみです。

美味しかった!

散策。

昼食も食べたので、少しだけですが街を歩いてみます。

本当に坂だらけの街です。

配達の人は大変でしょうね~。

不在で再配達になったらたまりませんわ。

坂の上から街を眺めます。

手前の建物は天寧寺というお寺の三重塔です。

尾道、なかなか面白いです。

じっくり訪れたい街です。

フェリー乗り場。

尾道をあとにして、四国愛媛へ向かいます。

普通に行くなら、しまなみ海道の橋を渡っていくところです。

しかしそれではつまらないので、近くの向島へはフェリーで渡ることにしました。

フェリーといっても向島までは距離にして数百メートルです。

「日本一短い船旅!」の看板が出てます。

料金は人とバイクと合わせて110円でした。

フェリーの到着。

対岸から到着です。

乗客が続々と降りてきます。

生活の足ですな。

乗船。

一般的なフェリーだと、バイクをロープでがっちり固定しますが、

このフェリーではそんなものはありません。

乗るだけです。

この辺りはサイクリングコースらしく、チャリダー多数です。

対岸へ到着。

時間にして5分ほどです。

フェリーといっても色々あるものですな。

乗ってきたフェリー。

中央に写っているのがそうです。

一日に何十往復もするんでしょうね。

尾道が坂の町であることもよく分かります。

しまなみ海道。

向島からしまなみ海道を経由して四国へ向かいましょう。

しまなみ海道を四国へ。

美しい景色、良い天気。最高です!

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