バイクに乗って桜を眺めにいかないと春を迎えた気がしません。
例年より早く満開になった桜を眺めるために近場を走ってきました。
まずは4/2、桜、桜、そしてそば。
安養寺(あんようじ)。
松本市内のしだれ桜の名所の1つです。
自宅からの距離は7kmほどで遠くはないのですが、訪れるのは初めてでした。
境内にはしだれ桜が咲き誇ります。
本堂前のしだれ桜。
ソメイヨシノも良いけれど、しだれ桜も良いね。
咲き誇る樹齢数百年のしだれ桜。
コロナ禍ではありますが、多くの方が訪れていました。
それでは次の桜へ移動します。
安曇野、拾ヶ堰(じっかぜき)の桜、芝桜、常念岳。
この日は少し雲があり、常念岳の山頂付近は拝めませんでした。
しかし美しい組み合わせです。
拾ヶ堰は約200年前、安曇野の灌漑を目的に作られた用水路です。
安曇野は水が浸透しやすい扇状地で、耕作に必要な水を供給するのが困難な土地でした。
そこに水を行き渡らせるために作られたのがこの用水路です。
用水路の全長は約15km、工期はわずか3ヶ月間。
重機も無い時代に驚異の建設です。
タイムマシンがあったら建設中の様子をのぞいてみたい。
そば店「くるまや」。
久々にこの店のそばを食べたくなり、拾ヶ堰から足を伸ばしてやってきました。
ここは人気のそば店で、休日は行列ができます。
過去にはあまりの行列に入店をあきらめたこともありました。
しかし平日の今日はすぐに座れました。
ざるそば大盛り870円、馬のもつ煮480円。
そばの風味がしっかり感じられて美味しい。
量もしっかり大盛りです。
馬のもつ煮はこの辺りのそば店の定番サイドメニューです。
長野県には馬を食べる文化があって、「馬刺し(ばさし、生の馬肉)」が
宴会や旅館で出されることも珍しくありません。
居酒屋のメニューにもあったりします。
日常の食卓には上がりませんが、小売している精肉店もあります。
くるまやのマッチ。
おお、この時代にマッチ!
「マッチ売りの少女」というお話を子供に聞かせるには、まずはマッチの説明をしなきゃなりません。
使う予定もないのに思わずもらってきました。
裏面にはお店の周辺地図が描かれています。
行かれる方はこの地図をたよりに是非どーぞ、って大雑把すぎるか。
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4/3夜。
松本城の夜桜を見に行きました。
開花に合わせて毎年ライトアップされます。
松本城のお堀の夜桜。
桜が水面に映ります。
暗闇に浮かび上がる天守閣。
重厚にして美しい。
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4/4。
弘法山(こうぼうやま)古墳。
ここも松本市の桜の名所です。
遠くから眺めた弘法山古墳。
古墳を覆い尽くす桜で、全体が薄紅色に染まります。
木立の中にて。
古墳の頂上より。
眼下に広がる桜、その先は松本の市街地です。
天気さえ良ければ遠くのアルプスも望めます。
桜をしっかり見て満足しました。
また来年!