エンジンプロテクター(フレームスライダー)装着

当たり前ですが、ZX-14Rはフルカウルなので、転べばすぐにカウルが割れたり削れたりしてダメージを受けます。

ダメージを軽減すべく、エンジンプロテクター(フレームスライダー)を取り付けることにします。

購入したエンジンプロテクター。

飾り気の無いシンプルなデザインが好みなのでデイトナ製を選択しました。

プロテクター本体は樹脂にアルミ製のフランジが圧入されていて一体になっています。

取り付けボルトはスティール製です。さすがデイトナ(?)分かってらっしゃる!

ステンレスボルトは強度が低い上にかじりやすいという問題があるので特にこういった箇所には不向きです。

プロテクターを取り付けるエンジンマウントボルト。

このボルトを抜いてプロテクターに交換します。

取り付け説明書に従って、エンジン下部をジャッキで支えます。

1本づつですがエンジンマウントボルトを一時的に抜くことになるので

エンジンがズレ落ちてこないために支えます。

エンジンマウントボルトを緩めます。

・・・が強力に締め付けられているので予想通りTハンドルでは緩められません。

スピンナーハンドル(長さ450mm)を使って結構な力を入れてようやく緩められました。

奥まっていることもあり、L字型のヘックスレンチではまず緩められないと思います。

しっかりしたヘックスソケットを使いましょう。

外した純正ボルト(右)と並べて長さのチェック。

M10と太いボルトが緩み止め剤を塗って強く締結されているので簡単に緩まなかったわけです。

エンジンプロテクターのボルトにも緩み止め剤を塗って取り付けます。

プロテクター取り付け中。

サービスマニュアル指定の6kgf-mで締め付けました。

取り付け完了。

結構出っ張ります(じゃないと意味ないですが)。

正面から。

カウルの表面から約50mm位出っ張ります。

転倒時にはアンダーカウルの下の黒い部分は地面に接触してしまいそうですが

プロテクターが無いよりはダメージを軽減してくれるかと思います。