タイヤ交換(3回目) 2019/8

タイヤを交換します。

毎度の事ですが、タイヤは安くありません。

神様、磨り減らずにずっと走れるタイヤはありませんか???

今まで履いていたタイヤ、ピレリのAngel GT。

3年前の2016/7に装着し、約16,000kmを走行しました。

フロント、リア共に交換時期を迎えました。

少し使い過ぎですが、約15,000kmは持ちました。

ツーリングカテゴリのタイヤとはいえ、重く、力もあるZX-14Rで、これだけ使えたのは驚きです。

最近はワインディングを走る機会は減りましたが、高速道路は結構元気に走っていたりもするんですけどねえ。

装着直後は、これと言ったところのない地味なタイヤ、という印象でした。

しかし、十分なドライ・ウェットグリップ、

磨耗にともなうハンドリングの低下が穏やかなこと、長寿命、ということで良いタイヤでした。

長寿命だった一因は、空気圧を指定空気圧(290kPa)に保つように

マメに点検・調整していたこともありそうです。

空気圧は低いほど、タイヤ磨耗が早まるようです。

リアホイール取り外し。

アクスルナットの締め付けトルクは127N・m、強く締まっています。

長めのブレーカーバーとソケットで緩めます。

ブレーキキャリパーと回転センサーはあらかじめ取り外し、

傷防止のため巾着袋に入れて吊っておきます。

スプロケ側ホイールベアリングの点検。

ついでに点検できる箇所は点検しておきます。

ガタ、ゴロつき、引っ掛かりなく異常なし。

ブレーキディスク側。

同様に点検しておきます。

異常なし。

シールとカラーは清掃して、新しいグリスを塗ります。

タイヤのビート落とし。

ここからはホイールからのタイヤ脱着作業です。

ビートブレーカーで、ホイールのリムから、タイヤのビートを落とします。

タイヤの取り外し。

慣れれば5分もかからず、それほど力を入れることもありません。

初めて作業した頃は、コツが分からず四苦八苦して、翌日は全身筋肉痛でした。

今まで装着していた横向きエアバルブ。

今回はこれも交換します。

エア漏れなどの不具合はないのですが、装着から5年が経過しました。

シール部のゴムの劣化が進み、エア漏れが発生すると困るので交換してしまいます。

エアバルブの取り外し。

裏側のナットを緩めて外します。

作業中の風景。

この日の最高気温は34℃、暑い暑い!

部品も熱い熱い!

シートなんかとても触れません。

ホイールの洗浄。

普段洗いにくい場所も、しっかり洗っておきましょう。

新しい横向きエアバルブ。

今回は、ドイツ REMA TIP TOP社製を選択してみました。

購入先はAmazonです。

このバルブ、Ninja H2・H2R純正採用品なので、カワサキ純正部品としての購入も考えました。

しかし純正採用品は色がシルバーで、ブラックのホイールとマッチしないため、Amazonで購入です。

値段は2個で2,916円でした。

シルバーが良いなら、1個で1,080円のH2・H2R純正品の方がお得です。

ちなみに、今まで装着していたのは、イタリア アリート社製でした。

取り付け。

あくまで私の方法ですが、先にゴムパッキンだけを挿入します。

バルブ本体と合わせて入れると、パッキンが捩れそうなので。

取り付け完了。

サイドスタンド使用時に使いやすいように、右向きにしています。

取り付けナットには念の為、ネジ緩み止め剤を塗っています。

新品タイヤ。

ピレリのロッソ3です。

今まで履いていたANGEL GT、良いタイヤでした。

しかし耐摩耗性を犠牲にしても、もう少し楽しいタイヤが良いと思ったので、

スポーツカテゴリー寄りのこれを選択しました。

購入先はヤフオクです。

並行輸入品のようで、ラベルデザインが地味です。

タイヤ本体の刻印によると、2018年のドイツ生産品でした。

組み込み。

これも慣れれば5分もかかりません。

ポイントはビートワックスを、ホイールリム、タイヤビートの両方にしっかり塗ること、

はめ込む部分以外のタイヤビートを、ホイール中心に落としておくことでしょう。

エア充填・ビート出し。

シガーソケットから電源供給する簡易型のエアーコンプレッサーを使います。

しかし今回、250kPaほどまでしか圧力が上がらず、ビートが出ませんでした。

仕方ないので、

毎度お馴染み?ハンドポンプでビート出し。

300kPaほどでビートが出ました。

それにしても暑い!

私が故障しないように、スポーツドリンクと塩のタブレットを摂りながらの作業です。

真夏の炎天下で行う作業ではないです。

バランス取り。

20gのウエイトでバランスしました。

スプロケット部のベアリング点検。

ホイールベアリングと同様に点検しておきます。

異常なし。

ハブダンパーのガタも点検しましたが異常なし。

フロントホイールの取り外し。

次はフロントです。

フェンダーはあらかじめ取り外しています。

タイヤの取り外し。

フロントフォーク内側。

お掃除します。

バランス取り。

フロントは10gでバランスしました。

ホイールベアリング点検。

リアと同様、フロントも異常なし。

走行30,000km位では問題ないようです。

交換したタイヤ。

黒い新品タイヤは気持ちが良いです。

10,000km位は持ってくれるかな?

交換したタイヤと一緒に記念?撮影。

古いタイヤは一旦保管しておき、四輪車のタイヤ交換のついでに引き取ってもらっています。

新しいタイヤのインプレですが・・・、

すみません、タイヤのインプレを的確に捉えて、うまく表現するのが得意ではないのでご勘弁を。

新しく、スポーツカテゴリーのタイヤなので、良く曲がるのは間違いないです。

そんなの当たり前だろ!、と突っ込まれそうですが。