タイヤ交換(5回目)
2022/5

 わりと最近、タイヤを交換したような?

 記録を見返すと去年は2021年の夏、青森ツーリングから戻った8月に交換をしていました。それから1年も経たない2022年の5月、走行距離にしてたったの約2,500kmで再びタイヤ交換です。

 ハイグリップタイヤでもあるまいに。今まで装着していたタイヤはピレリのツーリングタイヤのAngel GTⅡでした。タイヤ消耗の激しいメガスポーツとはいえ、ツーリングタイヤをわずか2,500kmで交換することになった理由、それはジムカーナを始めたからに他ありません。神様、磨り減らないタイヤはないですか?

交換前のフロントタイヤ。

 中央部はほとんど磨り減っていません。しかしサイドだけ磨り減って凹んでしまっています。グリップしにくくなっているのは明らかで、先日のジムカーナ練習ではフロントタイヤがズルッと滑ってヒヤッとしました。惜しいですが交換です。

リアタイヤ。

 フロントと比べてリアは丸さを保っています。まだまだ換えなくても良さそうですが、潔く前後まとめて交換しましょう。

タイヤの取り外し。

 タイヤレバー、リムプロテクター、タイヤ交換作業用の枠を使って外します。レバーは3本使うのがお勧めです。2本目を入れたら3本目をその先へ入れ、2本目を抜いてまた3本目の先へ入れる・・・の繰り返し。詳しくはこちら。

 タイヤ交換のススメ

ホイール単体でのバランス確認。

 タイヤの軽点マークは、最も重いエアバルブの位置に合わせる―。必ずしもそうではありません。このホイールではご覧のようにエアバルブから外周で10cmほど離れた場所が最も重いです。以前検証した結果はこちら。

タイヤの軽点はホイールのバルブ位置に合わせる必要があるか調べてみる

用意した交換用タイヤ。

 ダンロップのQualifier(クオリファイヤー)Ⅱです。このタイヤを選んだ一番の理由、それは安かったから! 前後送料込みで29,000円でした。リッターバイクのタイヤとしては安すぎです。そうなると心配になるのはタイヤの鮮度ですが、

2022年の第6週製造。

 今年の製造なら文句なしです。リアも同じ位の時期でした。設計的には古いタイヤのようで、今はダンロップのホームページにも載っていませんが問題ないはず。

リアブレーキパッド。

 タイヤ交換のついでに点検しておきます。タイヤと同じく交換後2,500kmの使用ですが残り1.5mmほどです。ジムカーナはリアブレーキを多用するので走行距離の割に磨耗が早いのは仕方ありません。

 しかしこれほど早く磨耗したのはジムカーナを始めた頃に必要以上にリアブレーキをかけていたからでしょう。去年はリアブレーキのかけすぎで頻繁にベーパーロックを起こしていました。慣れてきて最近はそういうことはなくなりましたが。      

交換完了。

 黒い新品のタイヤにニヤニヤ。もっと安ければ良いのですが仕方ありませんね。

ジムカーナ練習会で1日走った後のフロントタイヤ。

 皆様期待の?インプレを書きます。交換前のAngel GTⅡと比較すると軟らかくしなやかな乗り心地。プロファイルは丸いのでAngel GTⅡより良く曲がります。当たり前ですけど。鈍感な私はこれ以上のことは感じられないのでご勘弁。

 グリップはどうかというと、私のレベルならジムカーナに使っても何の不自由も感じません。目標とする8の字GPの35秒切りには腕を磨くのみです。頑張っていきましょう!