ナビを取り付けます。現在所有のSONY NV-U35を搭載出来るようにします。
GPZ1100へのナビ取付け状態。
GPZ1100はバーハンドルに改造していたので、SONY純正ハンドルバー取付けキットで簡単に取付けが出来ていました。
しかし、ZX-14Rはセパレートハンドルのため一工夫必要です。
構想としては、キー操作の邪魔にならないように左に寄せて取り付けたいと思います。
構想中。
赤枠の辺りに取り付けたいです。
ステムシャフトの穴を利用して取り付けることも出来ますが、それでは中央になってしまい、
キー操作の妨げになってしまいます。
交換するクラッチマスターシリンダーのクランプ。
ミラー取付け用ネジ穴のある物に交換して、ナビのマウントを取り付けることにします。
用意したもの。
テックマウント製のミラーマウントホルダー(品番31000L)とデイトナ製のミラーホルダー(品番36206)。
ミラーマウントホルダーの中身。
アメリカ製で使われているボルトはインチサイズです。
インチサイズ用の六角レンチが付属していました。
強力マジックテープも付属していました。
なるほど、ホルダーに対してのナビ本体固定は、マジックテープでも十分かもしれません。
マウントを箱から取り出し点検したところ問題発見。
マウントのアームの固定ボルトがかじってしまっています。
だからステンレスボルトは嫌いです(怒)。
仕方ないのでタップで修正します。
修正時に気付きましたが、ネジ穴のセンターとボルト穴の座繰りのセンターがあっていません。
その状態でさらにかじりやすいステンレスボルトを無理にねじ込んだのが原因です。
・・・ったく、ちゃんと仕事してくれよ、アメリカ人!(マウントはアメリカ製です) イタリア人もだぞ!
ちなみにこのマウント、ボルトが全てインチサイズです。
インチサイズのタップを買いに行くはめになりました(怒)。
マウントとミラーホルダーを仮組みしてみます。
マウントの雄ネジがわずかに長いので底着きしてしまいます。
ワッシャーかカラーを入れて対応します。
車体から外したクランプ(左)と用意したミラーホルダー(右)を比較。
予想はしていたのですが、塗装色と質感が随分違います。
ZX-14Rのハンドル周りは黒というよりガンメタみたいな色で表面も梨地になっています。
ミラーホルダーの交換完了。
色が合わないですがとりあえず我慢します。
マウントを取り付けました。
大体構想通りになってきました。ただ、これだけではナビは取り付けられないので、
追加購入したNV-U35/37用ホルダーセット(品番TM-QGK10)。
形状はSONY純正の自転車用マウントキットを踏襲しています。
ナビ本体を取り付けてみましたが装着感も同じような感じです。
問題は裏側です。
ネジの立てられた板金部品を介してマウントにナットで固定する仕組みになっているのですが、
説明書の通りに取り付けてしまうと樹脂部分にストレスがかかってしまいます。
あんまり良い設計ではないですな・・・回転止めも無いし・・・。
とりあえず取り付けてみました。
スピードメーターを見るのに邪魔にならないのは良いのですが、
マウントの構造上、結構手前になってしまいました。もっとトップブリッジに
寄せたいのですが・・・。また改善することにします。
取り付けたテックマウントですが、あまりお勧めできませんね。
今回タップで修正したネジ以外にも問題がありました↓
ボールジョイント部。
シャフト先端のボール部を3個の白い樹脂ボールで覆っていますが
白い樹脂ボールを押している止めネジが緩んでしまいます。
強く締めれば樹脂ボールが潰れます。
強く締めたとしても樹脂がクリープ変形で逃げるので緩みます。
一目で緩む構造だと分かっていたのでネジ止め剤塗らなきゃ、
と思っていたのですが忘れていて見事に1本緩んで無くなりました・・・。