私の場合、ロングツーリングは基本的にキャンプ泊で、携帯電話などの充電ができないため車体に電源をとりつけることにします。
以前所有していたGPZ1100はシガーソケットを取り付けていたのですが、
ZX-14Rはシガーソケットを取り付ける良い場所が無いので小型のUSB端子を取り付けることにします。
購入した電源。
ニューイングのUSBステーションWです。
USB出力が2本あり、合計で2.1Aの供給が可能です。
2本のUSB出力の1本はそのまま取り付けて携帯電話などの充電に使いたいと思います。
もう1本は丸型コネクターへ変換してナビの電源に使います
(実は以前取り付けたナビの電源はおそらく容量不足が原因で故障してしまっています)。
開梱。
電源供給の配線長さは約130cm、ACCへの接続線が約100cm、
USBコネクタ側が約70cmでした。
USBコネクターには防水キャップが付属していますが、コネクターの側面から浸水しそうな気がします。
ま、約2,000円と安いので故障したら買い換えることにしましょう。
入力側配線。
Y型端子2本をバッテリーに接続し、赤色の細い配線をACC(アクセサリー電源)に接続します。
ACCがONになると本体内部のリレーがONになってバッテリーから通電されてUSB端子へ5Vが出力されます。
リレーは機械的な物で、ACCがONしない限りバッテリーの消費電流はゼロです。
ZX-14Rは既にインナーカウルにACC電源を分岐させているのでそこへ接続することにします。
電源表示ランプ。
点灯で出力を確認出来ますが、このユニットを見えない位置に設置すると当然見えませんね。
USBケーブルと丸型コネクタ付きの配線。
これらを接続してナビへの接続ケーブルを作ります。
製作した変換ケーブル。
USBケーブルを切断して丸型コネクタ付きケーブルと接続しました。
また、本体への電源供給配線を短く切断して接続用のコネクタを取り付けています。
USBコネクタ設置用のステー。
USBコネクタですが、取付をちょっと凝ってみたいと思います。
ステーをアルミのチャンネル材から切り出しました。
黒色アルマイト処理をしたステー。
他にアルマイト処理をする部品があったのでまとめて処理をしました。
USBコネクタの改造。
ハンドルバーマウント用の出っ張りがありますがこれを、
ニッパーとカッターナイフで切除。
平らにします。
ステーへ貼り付け。
強力両面テープでステーへ貼り付けます。
タンクカバー固定ボルトに共締め。
この位置だとハンドルを切ってもトップブリッジと干渉しません。
配線はカバーの下へ押し込んであります。
本体の接続・取り付け。
例によって左側インナーカウルの内側に設置しました。
USB端子の使用例。
タンクバッグの中に入れた携帯電話などを充電できます。
このようにタンクバッグの中の負荷に接続したかったのでわざわざステーを作って
タンク前方にUSBコネクタを設置してみました。まあ、完全に自己満足の世界ですな。