バッテリーキーパー取付け

管理人の住む長野県の冬の寒さは厳しく、真冬には最低気温がマイナス10℃位になります。

最高気温が0℃を超えない、「真冬日」もあります。

それでも昼過ぎの比較的暖かい時間に半月に1回位は乗るようにしていますが、バッテリーが弱りがちです。

そこで長期間連続接続可能な維持充電器、ヤマハ製(ワイズギア)のバッテリーキーパーを取り付けます。

ちなみにこれは前に乗っていたGPZ1100からの移植です。

右側のカバー取外し。

まずは、赤矢印のボルトを外します。

白矢印のボルトは抜いたらゴムカバーをめくっておきます。

次に赤丸部の突起・ツメを下や手前に引いて外す。

最後にカウルの白線部を外側に引っ張って、ツメの引っ掛かかりを外しながら後方へ引き抜く。

バッテリーカバー取外し。

赤矢印のボルトを外したら、赤丸部の突起を手前に引き抜いて外す。

(写真無し)

次に、車体へのマイナス接続を外す。

バッテリートレイのブラケットを外してトレーを少し引き出してから、

バッテリープラス端子への接続を外すとバッテリーが抜き取れます。

(単純にバッテリーキーパーの接続だけなら抜き取る必要はありません)

抜き取ったバッテリー。

外したついでに端子の腐食防止のために薄くグリスアップ。

バッテリーキーパーの配線を接続。

プラスはバッテリー端子に共締め、

マイナスはフレームのマイナス集合接続部に共締め。

バッテリーキーパーの接続コネクター取り出し位置。

当初、コネクターはGPZ1100と同じようにシート下辺りに出すつもりでした。

しかしZX-14Rはシート下にスペースあまり無いこと、タンク下へ配線を通すのが大変なことから、

写真の位置に出しました。

余った配線はバッテリーの上の隙間に入れてます。

充電器を接続するとこんな感じです。

ハーネスの短縮。

一旦は完成していたのですが、長すぎて余ったハーネスを押し込んであるのが気に入りません。

ハーネスを短くします。

白線のあたりで切って、ギボシを取り付けなおして短くします。

ギボシ圧着。

圧着力不足でコードが抜けてしまうので、圧着後に半田を流してます。

個人レベルで確実に圧着可能な圧着工具があると良いのですが。

写真の工具はHOZAN製で決して3流品ではないのですが、確実な圧着ができません。

力を加えると、ギボシ端子から電線が抜けてしまいます。

短くなりました。

結線完了。

前回同様、コネクター配線は太いアース線に矢印部で結束してクラッチカバーの上あたりに出しています。

作業完了。

このコネクターの位置は目立たず汚れにくいのでおすすめです。