フロントブレーキの整備です。
この整備を行う直前、既に車検は通しましたが、
定期的な点検整備は欠かせません。
ピストンの状態。
それなりに汚れています。
丸洗いします。
ピストンの材質はアルミ製で、表面処理(テフロンコーティング?)されています。
滑らかに動き、錆びの心配もありません。
リアブレーキも同じなら良いのですが、
リアはスティールのピストンにメッキなので、どうしても錆が発生しています。
パッド類。
こちらも丸洗い。
パッドの元の位置は、裏面にケガいています。
組み立て時に元の位置に戻して、パッドの当たりが変わるのを最小限にするためです。
ピストンへのシリコングリスの塗布。
綿棒を使用しました。
メタルラバーは持ちが悪そうなので、
今回はシリコングリスにしてみました。
4つのピストンが均等に動くのも確認。
パッド残厚の測定。
2.5~3mm程度でした。
このパッドは、ZCOO製のセラミックシンタードパッドで、新品時の厚さは4mmでした。
なので交換後、1~1.5mm減ったことになります。
その間の走行距離は約12,000kmでした。
あまりギリギリまで使ってはいけませんが、計算上は後10,000km位は使えそうです。
ブレーキフルード交換。
愛用しているブレンボのLCF600 plusです。
今回、新品の封を切って注いでいますが、いつもながら色が黄色いです。
国産の一般的なフルードは新品ならもっと透明ですが、
このフルードはこれが正常のようです。
以前比較していますので、興味のある方はどーぞ。