フロントブレーキ整備 2017/9

フロントブレーキの整備です。

この整備を行う直前、既に車検は通しましたが、

定期的な点検整備は欠かせません。

ピストンの状態。

それなりに汚れています。

丸洗いします。

ピストンの材質はアルミ製で、表面処理(テフロンコーティング?)されています。

滑らかに動き、錆びの心配もありません。

リアブレーキも同じなら良いのですが、

リアはスティールのピストンにメッキなので、どうしても錆が発生しています。

パッド類。

こちらも丸洗い。

パッドの元の位置は、裏面にケガいています。

組み立て時に元の位置に戻して、パッドの当たりが変わるのを最小限にするためです。

ピストンへのシリコングリスの塗布。

綿棒を使用しました。

メタルラバーは持ちが悪そうなので、

今回はシリコングリスにしてみました。

4つのピストンが均等に動くのも確認。

パッド残厚の測定。

2.5~3mm程度でした。

このパッドは、ZCOO製のセラミックシンタードパッドで、新品時の厚さは4mmでした。

なので交換後、1~1.5mm減ったことになります。

その間の走行距離は約12,000kmでした。

あまりギリギリまで使ってはいけませんが、計算上は後10,000km位は使えそうです。

ブレーキフルード交換。

愛用しているブレンボのLCF600 plusです。

今回、新品の封を切って注いでいますが、いつもながら色が黄色いです。

国産の一般的なフルードは新品ならもっと透明ですが、

このフルードはこれが正常のようです。

以前比較していますので、興味のある方はどーぞ。