給油口の蓋の干渉修正 2019/8

しっかり修正しましたので、後半に記事を追記しています。

2019/8/15

エンジン洗浄剤を入れた際、問題を見つけてしまいました。

ワコーズのフューエル1投入。

100mlずつ、2回に分けてガソリンに投入。

エンジン内部のカーボン洗浄剤の定番です。

車検毎に投入しています。

・・・フューエル1の投入時、おかしなことに気付いてしまったのでした。

それは、

タンクの蓋の先端が、ベースのリング内側と干渉していること。

開閉は出来ますが、引っ掛かり気味です。

蓋の先端の塗装は剥がれてしまっています。

ずっと前からこうだったんでしょうか?

今まで気付きませんでした。

閉じた状態。

蓋が前方に偏ってしまっています。

部品同士の組み立て位置がずれているのでしょうか?

タンクから取り外してみます。

裏側。

部品同士の組み立ての位置ずれは確認できませんでした。

ひょっとして、アームが歪んだ???

アームを曲げれば改善できるかもしれませんが、材質はアルミのダイキャストです。

無理をすれば折れてしまうかもしれません。

仕方ないので、

リングの内側を少し削って隙間を確保。

干渉はギリギリなくなりました。

元々こうだったのか、それとも経年変化で部品が歪んでなったのか、不思議です。

いつからかは分かりませんが、蓋を閉めるときは、グッと押さえつけるので、

蓋が干渉しているのに気が付かなかったようです。

ひょっとしてZX-14Rの持病なのかも、と思ってWebで調べると、

同じ状態になっている方がいるではありませんか!

(「ZX-14R タンクキャップ」で検索)

あなたのZX-14R、カワサキ車はどうですか?

2019/8/15追記

リング内側を削ったことによって、蓋は干渉しなくなっていました。

ですが、リングと蓋の位置ズレは気になるので、修正しました。

修正完了後の状態。

リングに対して、蓋がほぼ中央に位置するようになりました。

どうやって修正したかというと、

蓋を開けた状態で、上からグイッと押さえつけただけです。

ズレ量を確認しながら、何回かに分けて行いました。

下の矢印、アーム部分の曲げ角度を大きくして、支点と蓋の位置を近づけたわけです。

やりすぎると、今度は逆方向への位置ズレの原因になります。

アームが折れてしまうかもしれません。

また、タンクの口元に対して、パッキンの位置がずれました。

パッキンにはアタリがついているので、ひょっとするとガソリンのにじみが発生するかもしれません。

経過観察します。

修正作業を真似される方は、くれぐれも自己責任で慎重にどーぞ。