カワサキ ZZ-R1100。
カワサキ ZZ-R1100。
最初に言っておこう、いや書いておこう。2026年の今でもカッコイイ!
ZZ-R1100は私が二輪免許取得のきっかけになったバイクなのである。大学1年の時、同級生がZZ-R1100に乗っていたのだ。彼曰く最高速度は300km/h近くらしい。バイクって速いんだ! 見せてもらって跨らせてもらって私もバイクに二輪の免許を取ろう!と決意したのだ。
時は流れて30余年。2026年の今見てもやっぱりカッコイイ!
このZZ-R1100のオーナーは友人。お互い独身の頃は私のGPZ1100と共にあちこちツーリングに出掛けていたのだ。
しかし不調になってしまったのをきっかけに?放置、不動車になってしまう。
いつか復活をと考えていたけれど、ようやくガレージも建ってしっかり整備できる環境が整ったので友人宅から引き揚げてきたのでした。
全体の状態を確認していきましょう。まずは左側から。屋外保管もカバーがかけられていたので錆びは目立ちません。
車検有効期間のステッカーは平成26年4月、西暦では2014年。今は2026年なのでちょうど一回り12年間放置。周囲には腐ったガソリン臭が漂います。
走行距離は73,000kmほど。友人は新車で購入しているので実走距離です。
置き針式の燃料計は2/3位を指しています。タンク内は腐ったガソリンがたっぷりかも。
破損や欠品はなく、ぱっと見の状態は悪くありませんがそこは長期放置車。スロットルの動きは渋く引っ掛かり気味。前ブレーキはほとんど効かない。クラッチレバーはスカスカ。可倒式のミラーは固着気味。
ブレーキマスターシリンダー。フルード確認用の窓はご覧の通り。古いバイクの宿命です。シリンダーの腐食がなければ打ち換えようか。それともいっそラジアルマスターに交換か。ZZ-R1100のブレーキってノーマルだと効きがあまりよくなかった記憶。
シートは破れあり。後端はステープルが抜けてずれてしまっています。
BEET製サイレンサー。JMCAマーク付き。カーボン製で艶は無くなっていますが破損や大きな傷は無し。
昔は装着率高かったなあ。私のGPZ1100にも付いてました。
ステップ回り。シフトリンケージのガタは少なく程度は悪くありません。
チェーンは一部に錆びが出ています。錆びが表面的で固着やシールが傷んでいなければ使えそうですがどうでしょう。
今度は右側から見ていきましょう。
リアタイヤはスムースに回転しません。ブレーキの引きずりかチェーンの固着でしょうか。
リアサスはオーリンズ。しかし残念ながらオイルが漏れています。12年放置なので無理もありません。
バーエンド。水が溜まっていたのかここだけ妙に錆びています。
フレームとタンクの隙間からのぞくキャブ。中身はどうなっているのやら。
フロントブレーキキャリパー。引きずりが酷く、取り回しにも苦労する状態だったのでこの写真を撮る前にパッドを取り外しました。ピストンとシールは要交換でしょうね。
フロントフォークインナーチューブ。防錆油を塗っていたとのことで錆びは見当たりません。そのまま使えそうです。
フロントタイヤ。土の地面に接していたと思われる部分はご覧の通り。硬化しているのでホイールから外すのは苦労しそうです。
燃料タンク内側の錆び、を確認したかったのですが…開きません。キーが回らずどうしても開きません。無理をするとキーが折れてしまいそう。
外観上の程度は悪くないのですがやはり12年放置。再び走れる状態にするのはなかなか大変です。ゴム製部品はほとんど交換が必要でしょう。
部品代がどのくらいになるのか分解して見極めていきます。